各館の出来事

仙台市縄文の森広場

2006(平成18)年 7月 15日開館

宮城県仙台市太白区山田上ノ台町 10-1

ヒアリング調査:2012/10/31

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面 積 敷地面積:27,350.94㎡
建築面積:5,283㎡
構 造 鉄筋コンクリート造
規 模 地上1階(一部2階)
年間来館者数 平成21年度 28,628人
平成22年度 34,546人
平成23年度 31,038人
平成24年度 29,089人

震災の被害について

建物の被害

なし

人的な被害

なし

資料等の被害

なし

備品等の被害

展示ケースの扉の不具合、段差、ひび割れが発生
※固い岩盤の上に建物が建設されている点が幸いしたと思われる。

施設管理に関するヒアリング調査まとめ

震災発生当日の様子

来館者:0名
職員: 4名(全6名中) 清掃業者3名 計7名

  • 地震発生直後、建物前の広場へ避難
  • 直後は近所の中学生も広場へ避難して来た
  • 揺れが収まってから中学生を帰宅させた

震災発生当日の施設閉鎖までの経緯

  • 余震が来る度に広場へ避難しながら、施設内、展示品の状況確認
  • 所長(震災当日は公休日だった)が到着し、報告、打ち合わせを行った
  • 17:00 頃 解散

震災直後の様子 3月12日~3月末日までの期間

職員の業務

  • 片付け
  • 展示物のずれ修正
  • 出勤できる職員のみ勤務し、仙台市からの指示を待ち、待機している状態であった
  • 他の施設への応援には行かなかった

施設内(建築、設備、備品、資料など)の正確な被害状況の把握

3月 15日 電気点検(業者が来館)
3月 17日 照明点検(業者が来館)
3月 26日 空調点検(業者が来館)
3月 29日 建物診断(業者が来館)
※資料の被害はなかった(多少ずれただけ)

復旧支援など、協力者の来訪

施設の登録ボランティア50名が様子を見に順次来館した

施設再開まで

4月8日 再開決定(市による決定)
4月 12日 再開
※改修工事は再開後順次行った

改修工事以外の復旧業務

  • 震災前、予約をしていた一般団体からのキャンセルの対応
  • 仙台市の学校の施設利用授業の中止・キャンセルの対応
  • 片付け、整理

復旧支援など、協力者の来訪

  • 学校からは再開後に見学をしたいとの連絡がきた(他の施設より被害が軽かったため)
  • 町内会、子供会、修学旅行担当の先生等から再開時期の問い合わせがあった
  • 震災前より利用者が増えた

施設再開後

来館者への災害対応における留意・確認点

  • 地震が起きたら広場へ避難するように促す掲示をした
  • 見学に来る学校の先生には打ち合わせ時に緊急時の動きの確認を行っている

利用状況の変化

  • 利用者数:平成 22 年度29,000人平成 23年度31,000人(県内、市内 の利用者が増えた)
  • 今年度は 22 年度と同じくらいの利用者数だが、県外や遠方からの利用者の割合が増えた
  • 沿岸部の子供たちが遊ぶ場所を求めて来館しているのではないか

その他

企画立案・運営方法について、震災後の課題

  • 震災時、水道が出ていること等の情報発信ができなかった
  • 避難関係でも何か協力できれば良かった。館内は広くて暖房がついていて水道も通っていた

事業・企画に関するヒアリング調査まとめ

震災当日から施設再開まで

再開当日、使用者や来館者の様子から特に感じたこと/市民(活動団体含む)から、寄せられたメッセージ

  • 開館したことによって遊ぶ場所ができてよかった等のメッセージが子どもから寄せられた
  • 縄文遺跡と震災との関わりについて市民センター等から質問されることが多くなった

施設再開後

復旧の過程で、震災前から関係のあった団体等からの支援

奥松島の縄文広場の方とは再開支援の交流会を行ったりした。

その他

地域との関係において震災前後で変わった(変えざるをえない)点

  • ボランティアをしたい方が2、3名訪ねて来た
  • 市内の仮設住宅へ出張し勾玉作りを行っている(ボランティア会の企画)

地域におけるミュージアムのネットワークの意義

  • 地底の森ミュージアム(兄弟館)、仙台市歴史民俗資料館、市民文化事業団の施設や奥松島にある縄文広場とは元々交流があった
  • 今回、他の施設と協力し合うことはできなかったが、これから縄文関係の施設同士連携して助け合いたい
  • 石器を寄贈しに来館する方がまれにいる
  • 縄文遺跡と震災や津波との関わりについて質問されることが多くなった。また講演を依頼されることもある