見験楽学 さまざまな発見や体験を通じ、楽しく学ぶ。仙台・宮城のミュージアム情報サイトです。

SMMA東日本大震災 ミュージアム被災と復旧レポート
仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
(せんだいメディアテーク内)
電話:022-713-4483
ファックス:022-713-4482
電子メール:office@smt.city.sendai.jp
smma-event
smma-event
見験楽学ブックキャラバンatとぷらす・ウィーク 実施レポート

 

2019年に結成10周年を迎えた仙台・宮城ミュージアムアライアンス(SMMA)は、これまでにミュージアムをより身近に感じられる様々な取り組みを実施してきました。2010年に実施した「見験楽学ブックキャラバン」もそのひとつです。ミュージアムスタッフという各分野の専門家の視点で選んだ本をご紹介するこの企画では、その知識を惜しみなく発揮した選書をご覧いただくことで、ミュージアムと図書館の新しい楽しみ方をお届けしました。

そして、SMMA結成10周年の取り組みとして、再び「SMMA見験楽学ブックキャラバン at とぷらす・ウィーク」(2019年7月27日〜8月1日)を実施しました。今回は、その様子をご紹介します。

 
▲会場は、せんだいメディアテーク1階のオープンスクエア。今年の「とぷらす・ウィーク」のテーマ「ひんやり、あります」に合わせてSMMA参加館のスタッフが選んだ約60冊の本が会場に並び、実際に手に取って自由にお読みいただきました。

 
▲本には、それぞれ紹介したスタッフの推薦コメントが添えられています。”学芸員”をはじめ”飼育員”や、”獣医師”、”准教授”など、さまざま肩書きのミュージアムスタッフが、それぞれの目線でつづる巧みな推薦コメントを読むと、ためになる知識や気になる情報が満載で思わず本に手がのびます。自他ともに”そっくり!”と好評をいただいた似顔絵つきなので、会場でお気に入りの選書を見つけた方は、素敵な本との出会いを提供してくれたスタッフを、ミュージアムに行ってこっそり探してみてください!

 
▲ちなみに、紹介者の中には、東北学院大学博物館の「人面墨書くん」や、東北大学史料館の「ふみくん」など、ミュージアムの人気者たちの姿もありました!

 
 
▲会場全体を見渡してみると、一口に”ミュージアムスタッフならではの選書”といっても様々な視点があることに気付きます。例えば、せんだい3.11メモリアル交流館のスタッフよる震災をテーマにした「ひんやり」本や、仙台市天文台のスタッフによる宇宙がテーマの「ひんやり」本など、それぞれの館の特色や専門性を活かした選書もあれば、鬼が登場する王道の「ひんやり」本を選びながらも、本の「装丁が素敵」と、その道の専門家ならでは目利きを窺わせる東北福祉大学芹沢銈美術工芸館のスタッフによる選書もあり、スタッフ一人一人の趣向を凝らした選書によって集められた多種多様なジャンルの本が会場を賑わせていました。


▲こちらは東北学院大学博物館の選書「昔話稲妻表紙(むかしがたりいなづまびょうし)」の単行本(左)と、江戸時代の版本(右)です。版本は東北学院大学博物館の加藤幸治先生からお借りしました。やはり生の資料を目にすることができるのはミュージアムならでは!版本はケース内に展示していたため、ご来場のみなさまには東北学院大学の学生さん達が選んだおどろおどろしい挿絵で最も「ひんやり」するページを見開きでご覧いただきました。

 
▲ちょっと難しい専門書から、お子様でも楽しめる絵本まで、さまざまなジャンルの「ひんやり」する本をご紹介した6日間。座ってじっくりと読書される方や、お子さんと一緒にご家族でページをめくられる方など、大勢のみなさまにご来場いただくことができました。ご来場いただいたみなさまにとって「見験楽学ブックキャラバン」でのたくさんの本との出会いが、個性豊かなミュージアムの新しい魅力を発見するきっかけになれば幸いです。今回、魅力的な本をご紹介したスタッフが、日々工夫しながら作りあげる展示やミュージアムそのものにもぜひ足をお運び下さい!

 
▲会場で配布した「選書リスト一覧」と、展示した推薦コメントです。こちらからダウンロードできますので、会場にお越しになれなかった方も、ぜひミュージアムスタッフならではの選書をお楽しみ下さい! 「SMMAブックキャラバン at とぷらすウィーク」は、仙台市民図書館せんだいメディアテーク共催によるイベント「とぷらす・ウィーク」に参加する形で実施しました。今回展示した本のほとんどは、仙台市図書館の蔵書です。気になる本がありましたら、ぜひ図書館もご利用下さい。

(事務局・帖地)

LINEで送る
Pocket