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SMMAクロスイベント「みんなでどろんこ!生きもの観察in地底の森2」

東北大学総合学術博物館、みちのく博物楽団と地底の森ミュージアムがクロスしておこなう企画はこれが2回目になります。1回目の企画は2014年におこなわれた「みんなでどろんこ!生きもの観察in地底の森」。地底の森ミュージアムに隣接する水田と野外展示「氷河期の森」の池の生きものを観察しました。

クロスイベントのポスター

クロスイベントのポスター

今回の企画は2014年の観察会では定員を上回る応募があったこと、参加者のアンケートから「生きものにふれる機会・知る機会」が求められていることを踏まえて、より充実した観察会をスタッフが検討・模索し、実施に至りました。

「みんなでどろんこ!生きもの観察in地底の森2」のキーワードは「自分たちの住んでいる場所にもうひとつの世界があることを学ぶ」。富沢の歴史について解説を行った後、その場所に現在どのような生きものがすんでいるのかを実際に参加者自身が採集して確認しました。専門性に裏打ちされた観察から得られる「未知のもの」を「既知のもの」としていく楽しさを体感していただけたと思います。

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参加は9月26日(土)少雨、11組35名。9月27日(日)晴、9組26名となりました。

今回は生きものの採集場所を野外展示「氷河期の森」の池に絞り、池の生きものを調べるためのクロスイベント用の資料を製作しています。

クロスイベントで使用した資料

クロスイベントで使用した資料

スタッフは観察道具の使い方を説明したり、資料を用いて生きものの特徴を一緒に確認したり、参加者の発見の聞き手となることで、観察の補助をおこないました。

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プラスチックのケースやチャック付の袋、スポイト、ライト、ルーペなど、はじめは使い慣れなかった道具類も何回か繰り返し使ううちに、参加者自身が調べる生きものによって組み合わせを工夫し自由に扱えるようになっていました。

また、生きものを移動させる時や観察する時、その生きものに負担にならないよう触りますが、それにより観察する生きものに愛着を持つ参加者もみられました。ユスリカの幼虫も、イトミミズも、マツモムシも、メダカも、池の周囲で捕まえたケラも、スズメガの幼虫も、アカガエルも、アマガエルも、全部可愛い。観察会後も別れがたいようすでした。

「自分たちの住んでいる場所にもうひとつの世界があることを学ぶ」今回の企画が、知識を得るだけではなく、その場所にすむ生きものと「どんなふうに接触し」今後「どんな関係を築くのか」のはじまりとなればうれしいことだと思います。

地底の森ミュージアム 長田麻里

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