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新エリア「ちいさなリスのくに」&新ふれあいプログラム「ゴマフアザラシなりきりトレーナー」レポート

今回は、仙台うみの杜水族館の新エリア「ちいさなリスのくに」と、新ふれあいプログラム「ゴマフアザラシなりきりトレーナー」の様子をご紹介します!

 
▲まずは、2019年9月27日にオープンしたばかりの新エリア「ちいさなリスのくに」をご紹介します。こちらは1階「広瀬川 海のみなもと山・里・川」ゾーンにオープン。以前からこの場所でリスを見ることができましたが、この度、東北唯一のウォークスルー型のニホンリスの展示施設として生まれ変わりました。ウォークスルー型の展示では、檻や金網、ガラスなどの遮るものが無いので、リスたちの生活する空間にそのまま入り込んだような気分を味わいながら、自然体のリスを間近で観察することができます。

 
▲施設の中に入ってまず最初に驚いたのは、リスたちが全く人に怯えることなく自由気ままに過ごしていることでした。人が歩くレンガの道を縦横無尽に駆け抜けるリスたち。人が近づいても全く気にすることなくご飯を食べたり、水を飲んだり。カメラを向けてもお構いなしです。足元スレスレを走っていくので、逆に人の方がリスにぶつかってしまわないか恐る恐る歩いてしまう程でした。”小動物=臆病”というイメージがあったのですが、リスたちの堂々たる振る舞いを見て、自然の中ではのびのびと暮らしているのだと、イメージが覆りました。

 
▲次に驚いたのがリスが発する生の”音”です。クルミをかじる”これぞリス!”と言わんばかりの可愛い姿! 「カリカリ」と可愛らしくクルミをかじるのかと思いきや、実際は「ガジガジガジガジ」「ショリショリショリショリ」と固い殻を高速でかじる迫力のある音が断続的に聞こえてきます。その音を聞いてクルミの殻の固さとリスの歯の丈夫さを改めて実感しました。生音ならではの迫力をぜひみなさんにも体感していただきたいです! ちなみに、クルミの殻をかじる程強い歯を持つリスなので、ハロウィン用に顔の装飾が施されたカボチャは、あっという間に皮ごと食べられてしまいました。

 
▲ウォークスルー型の展示でしか味わうことの出来ない、ありのままの姿のリスたち。可愛い姿はもちろん、金網をスルスルと忍者のように平行移動したり、体をべったりと平らにしてのんびりしていたり、意外な姿もたくさん見ることができます。水族館のスタッフさんも、リスの思いがけない仕草や、予想していなかったような施設の使い方を目撃する度に、リスの新しい魅力に出会うそうです。

 
▲「ちいさなリスのくに」は、9:00-16:30(時期により変動あり)まで中に入って観察できます。リスたちの休憩のため10:00-10:45と、13:00-13:45(生物の状態によって変動あり)は施設の中に入ることができませんが、金網越し、ガラス越しでも充分リスを観察したり、写真を撮ったりすることができます。外側からしか見ることができない景色もあるので、ぜひ外側からの観察もお楽しみください。

 
▲「ちいさなリスのくに」にお越しの際は、リスたちの可愛らしさを引き立てるフォトジェニックな空間にも注目です。カラフルな巣箱や、レストラン、切り株の水飲み場など凝った設備がたくさん! 遮るものが何も無い空間で、思う存分フォトジェニックな写真を撮影することができます! また、足元に季節ごとの花が咲いたり、リスたちも夏は赤褐色、冬は灰褐色といったように季節ごとに毛が変化するので、1年を通して違う景色を見ることができます。これはベストショットを目指して通いつめてしまいそう! TwitterやInstagramで「#ちいさなリスのくに」を検索すると、既に可愛らしいリスたちの画像がたくさんあります。 みなさんも素敵な写真が撮れたらぜひハッシュタグをつけて共有してください!

 
▲「ちいさなリスのくに」のオープンに合わせて、2階の軽飲食・グッズ売店cabanaでは新たにリスグッズを取り扱っています。可愛らしいぬいぐるみから、リアルなフィギュア、実用性のある文房具までリスグッズをたくさんご用意しておりますので、ぜひお立ち寄りください。またcabanaに行かれた際は、季節ごとに変わる仙台うみの杜水族館限定パッケージが目印のブレンドコーヒーもおすすめです! 仙台市太白区にあるコーヒー専門店「ほの香」さんによる本格的なコーヒーは、限定パッケージと合わせて季節ごとにブレンドが変わります。大人の方も楽しめる、ここでしか買えない限定コーヒーです!

 

 

 
▲次にご紹介するのは、新ふれあいプログラム「ゴマフアザラシなりきりトレーナー」です。こちらは2019年9月から始まったプログラムで、2020年3月末までの期間限定で開催(生物の状態によって変動の可能性あり)。普段は入ることのできないオタリアとゴマフアザラシが暮らす”ひれあし水槽”の中で、トレーニングのサイン出しや給餌を体験して、トレーナー気分を味わうことができます。12時30分からの開催で、1回500円、定員は10名まで。参加をご希望の方は、水族館開館後に館内にある「プログラム受付」でお申し込みください。こちらの受付、普段は2階 海獣ひろば付近の階段近くにありますが、開館してしばらくは入り口付近で受付を行っています。人気のプログラムは開館直後にすぐ無くなってしまうこともあるそうです!

 
▲受付を済ませると、参加者全員で”ひれあし水槽”の前に移動しました。トレーナーさんから簡単な説明を受け、「レッツ!ゴマ〜!」という軽快なかけ声とともに水槽へ向かいます! 水槽の中に入る機会なんて滅多に無いので、いざ中に入ると緊張してしまいます。トレーナさんからも「見られる側になった気分はどうですか?」と一言。確かに通りかかるお客さんはもちろん、ゴマフアザラシも興味があるのか警戒しているのかチラチラ視線を送ってくれるので、開始早々に人からも生き物からも注目を浴びるトレーナー気分を味わうことができました。

 
▲現在、”ひれあし水槽”にいるゴマフアザラシはポーロちゃん(♀・15才)と、ゆうき君(♂・8才)の2頭。今回のプログラムでは、ゆうき君がお相手をしてくれました。まずは、サイン出しをする前に、ゴマフアザラシに慣れるためにも、ゆうき君の背中をなでながら写真撮影を行います。これまでゴマフアザラシの肌はツルツルしていると思っていたのですが、実際に触ってみると、しっかりした長めの毛で全身覆われているのにびっくり! しかも毛並みが良いので撫で心地も抜群です。ゆうき君と少し仲良くなれた所でスタッフさんが写真を撮影してくれました。写真は気に入ったものがあれば体験終了後に1枚1000円で購入することが出来ます。ちなみに、この日はお天気が良かったのか、ゆうき君はなんとも幸せそうなこの表情! この可愛らしい顔に心を奪われ、私を含めた参加者全員が写真を購入しました。こちらの写真は、ハロウィンシーズンにはハロウィンの被り物をして撮影したり、時期によって趣向が凝らされているので、思い出作りにもぴったりです。

写真撮影は、大勢に囲まれるとゴマフアザラシが驚いてしまうので、1回の写真で2人まで一緒に入ることができます。また、こちらのプログラムでは、私物を水槽の中に持ち込むことができないため、個人的に写真を撮ることはできませんのでご了承下さい。(今回は特別に仙台うみの杜水族館のスタッフさんに撮影してもらいました!)

 
▲写真撮影でゆうき君との距離を縮めたあとは、いよいよサイン出しの体験です。サインを出す時のトレーナーの仕事は大きく分けて、①サインを出す、②ゴマフアザラシがサイン通りに動いているか確認する、③サイン通りに動いていたらご褒美をあげる、の3つだそうです。今回は、ゆうき君に”ダンス”してもらうための、両腕を左右に振るサインと、”バイバイ”をしてもらうための、手のひらを振るサインを体験しました。本当にサイン通りに動いてくれるのか、ドキドキしながらゆうき君の前に立つと、ゆうき君が真っ直ぐこちらを見つめてサインを待ってくれていたので驚きました。トレーナーと生き物の信頼関係を実感しながら、両腕を振ると体を左右に振って”ダンス”を披露してくれるゆうき君! 感動して「ありがとう!」と最大限の感謝を込めながら大好物のアジを口元めがけて投げたのですが、ものの見事に失投してしまいました。普段トレーナーさんたちが何気なくやっている餌やりですが、実際にやってみるとなかなか難しかったです。

 
▲続く”バイバイ”のサインにも、交互に片手を振って可愛らしい”バイバイ”で応えてくれるゆうき君。短い時間でしたが、しっかりとサインに応えてくれるゆうき君のおかげで、生き物と心を通わせるトレーナーという仕事の魅力を充分に実感することができました。また、その裏で生き物にサインを覚えてもらうまでの過程や、見ず知らずの人間の言うことを聞いてくれる程の信頼関係を築き上げるために、日々生き物と向き合っているトレーナーさんの努力を考えて、改めてとても凄い仕事だと感じました。こちらのプログラムは小学生から参加することができます。ぜひ普段水族館で見ているトレーナーという仕事の魅力を体験してみてください。もちろん純粋にゴマフアザラシの可愛らしさに癒やされるのもオススメです。

”可愛い”というフレーズが若干多めのレポートとなってしまいましたが、みなさんも実際に体験したら、きっと”可愛い”という言葉しか出てこなくなるはず! 新エリア「ちいさなリスのくに」や新ふれあいプログラム「ゴマフアザラシなりきりトレーナー」を始めとする仙台うみの杜水族館での体験を通して、語彙力を失わせるほど可愛らしい生き物たちとの出会いをお楽しみください!

(事務局・帖地)

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