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SMMAクロスイベント「はじめてミュージアム」

仙台市縄文の森広場と仙台文学館は、SMMAクロスイベント「はじめてミュージアム」を2015年2月10日(火)に開催しました。本事業は、ミュージアム施設を利用した経験のない(あるいは少ない)小学1・2年生の児童に、「ミュージアムは楽しい」と感じてもらう特別な体験メニューを提供しようと企画したものです。

専門分野の異なる二つのミュージアムが連携して、学び、知ることのおもしろさを体感できる授業を検討しました。10月下旬に仙台市内小学校に募集案内のチラシを配布し、お申込みいただいた仙台市立高森東小学校1年生児童49人と先生3人にご参加いただきました。

当日は、午前に仙台文学館で“おはなし会(昔話語り)”・“しおり作り”・“展示見学”、午後に仙台市縄文の森広場で“縄文ファッションショー”・“展示見学”の特別な体験メニューにて授業を行いました。

仙台文学館

“おはなし会”では、みちのく杜の湖畔公園ふるさと村の民話の会の語り手で、心布(こふ)の里(さと)民話の会代表の菅井清子さんに、「雪女」と「きつねとかわうそ」という2つの昔話を語っていただきました。児童の皆さんは、昔話の結びの言葉「えんつこもんつこさげた」を練習した後、栗原市一迫に伝わる「雪女」の話を食い入るように聞いていました。少し怖い話を集中して聞いていた時の緊張の面持ちが、みんなで結びの言葉を元気に言い終えると、柔らかな表情へと変わっていました。続いて「きつねとかわうそ」の話を楽しみ、拍手で菅井さんをお送りしました。

“しおり作り”では、4センチ×14センチの色無地の紙に、聞いたばかりの昔話の一場面を描いてパウチし、お土産にしました。しおりには、雪女や刀の絵、狐の尻尾が氷漬けになっている絵などが描かれ、児童の皆さんの心の中に浮かんだ昔話のイメージが、いきいきと表現されていました。

“展示見学”では、仙台文学館の様子をオノマトペで表すワークシートをしながら、展示室を楽しく見て歩きました。

仙台市縄文の森広場

縄文の森広場に到着して元気に挨拶した後、お楽しみの昼食時間です。その後、2つのグループに分かれて、“縄文ファッションショー”と“展示見学”を行いました。

 

“縄文ファッションショー”では、ボランティアスタッフ手づくりの縄文服をまとい、石や土や木実製ネックレスを付け、文身代わりのシールを顔に貼って縄文人へ変身完了。かわいい縄文人は、見晴らしのよい2階展望休憩室へ移動してから、思い思いの縄文ポーズで記念撮影をしました。

  

“展示見学”は、復元展示した竪穴住居への探検です。隊長役の館職員の指示に従って、野外広場を進み、薄暗い竪穴住居の内部へ入っていきます。自分が住んでいる家と比較することで、遠い昔の暮らしに興味津々の様子でした。

 

後日、「昔話をもっと聞きたかった」「しおりの絵が上手にかけて嬉しかった」「色々なことをして楽しかった」「くびかざりがすごいびっくりしました。なぜなら、どんぐりやクルミでできているからです」「はじめてだから、ドキドキわくわくしました」「かぞくとこんどいきます」などの感想を寄せていただきました。

本事業を通じて、ミュージアムを身近に感じていただくことができたようで、「また来たい」という声が多数聞かれました。今後も学びを楽しむ場として活用していただきたいと願っています。

 

仙台文学館 庄司潤子

仙台市縄文の森広場 平塚幸人

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