SMMA SENDAI MIYAGI MUSEUM ALLIANCE 仙台・宮城ミュージアムアライアンス

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「歴ネットクイズラリー」全9館を巡ってみました!!

みなさんこんにちは!歴ネット事務局担当です。

 

市民の皆様にも広く知られるようになってきた「歴ネット」

今年度発足10周年を迎えることができました!ありがとうございます!!

 

今年度も9月1日(日)より,恒例となっています歴ネットによるSMMAクロスイベント「歴ネットクイズラリー2019」が開催されています。

 

今回は昨年度に引き続き『歴ネットクイズラリー全9館巡り』をレポートします。

 

まず,歴ネットクイズラリーの参加の仕方ですが…

①歴ネット参加館にある台紙を受け取ります。※どこの館から巡ってもOKです。

②各館の展示を見てクイズに答え,台紙に答えを記入し,正解したら台紙にスタンプを押します。

③4館のクイズに正解し,スタンプを4つ集めた方は,「歴ネット★クリアブック」がもらえます。

④さらに全館のクイズに正解し,スタンプを8以上集めた方は,「歴ネット★オリジナルグッズセット」+「歴ネット★オリジナル缶バッジ」に加え歴ネット10周年を記念して「歴ネット★オリジナル定規」がもらえます。

参加はどなたでもできます。ただし,常設展観覧料が必要となります。(仙台城見聞館及び史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設を除く7館)

 

また,各館には台紙の他に歴ネット各館の紹介のチラシも配布しております。表面は施設の紹介,裏面は地図が掲載されております。

 

 

台紙とチラシを片手にさっそく巡ってみましょう!! 今回はこのチラシの番号順に紹介していきます。

 

①仙台市富沢遺跡保存館 地底の森ミュージアム

まずは仙台市の南から。地底の森ミュージアムに行ってみます。

地下鉄南北線「長町南駅」下車,徒歩約5分。住宅地の中に森が見え建物はその中にあります。

階段を下りて受付を過ぎると・・・ここには,富沢遺跡から発見された2万年前の人類の生活跡と森林跡が保存され公開しています。この展示は一見の価値があります。

 

スタンプ台紙とクイズ用紙は2階展示室の入口にありました。

「古代米販売中!」という文字にもひかれましたが…台紙に目をやります。

クイズは台紙にはさまれていました。問題をみると…ムムム(このムムムは想像におまかせします)

展示室の最後の受付で職員に答え合わせの確認をして正解するとスタンプを押してもらえます。

出口を出て広がる庭の森は,2万年前にあったであろう植物が多く植えられており散策もできます。

担当者の余談ですが,以前私この付近に住んでおりまして子供が小さい時によく散歩に来ておりました。住宅が多いこの地域での緑に囲まれたこの場所は環境も良く,ちょっと懐かしみながら少しの間散策しました。

なお,観覧料についてですが,次に紹介する仙台市縄文の森広場との共通入場券というものがあります。2つの館をお得な料金で観覧できるのでお勧めです。

 

②仙台市縄文の森広場

地底の森ミュージアムより国道286号線を西へ移動します。
宮城交通バス「山田・太白消防署前」下車,徒歩約5分。仙台市縄文の森広場です。

施設の前に広がる庭には縄文時代の家が復元されています。ここは山田上ノ台遺跡で発掘された縄文時代の村を環境とともに復元しています。

担当が巡ったときはトンボがいっぱいとんでいました!!(写真にも写っています…)

 

入口右側にポスターがありました。このポスターも各館に掲示しております。

台紙は展示室内に置いてあり問題もありました。

 

答えは展示をよく見ればわかると思います。パソコンで調べることもできるようです。

答え合わせとスタンプは受付で職員に声をかけ正解すると押してもらえます。

 

ここでは縄文時代の体験学習も充実しており,イベントも開催されているので,それに合わせて来館されるのも良いと思います。(担当も以前勾玉を作りにきました)

 

③仙台市博物館

続いては仙台市中心部に足を運んでみましょう!

るーぷる仙台「博物館・国際センター前」下車,徒歩約3分(地下鉄東西線「国際センター駅」南1出口から徒歩8分でも行けます)。仙台城三の丸跡にあります。歴ネット事務局が博物館にあり,担当もこちらで仕事をしております。

ここは,仙台伊達家から寄贈された資料をはじめ,仙台の歴史・美術に関する資料を展示しています。

歴ネット台紙は2階受付前に設置しており,クイズは常設展示室内のどこかにあります。

 

答えとスタンプはプレイミュージアムにあります。

プレゼントは1階情報資料センターでお渡ししております。

10月11日(金)~12月1日(日)まで,仙台市市制施行130周年記念 企画展「やっぱり絵図がすき!」を開催いたします。仙台城下絵図や村絵図など江戸時代の「仙台」を描いた絵図,国絵図など多種多様な絵図を紹介します。

常設展料金で企画展もご覧になれますので企画展開催と合わせて来館されるのも良いかと思います。

なお,仙台市博物館は12月28日(土)~3月31日(火)まで館内設備改修工事のため休館となります。歴ネットクイズラリー参加の来館は12月27日(金)までご来館されますようお願いいたします。

 

④仙台城見聞館

るーぷる仙台「仙台城跡」下車でもいけますが,博物館南側からの登城路を徒歩で登っていくことをお勧めします(ただし結構な上り坂(^_^;)担当の足で15分程度…この日は蒸し暑く本丸に着いたときは汗だくになりました…)。

石垣を見て鳥居をくぐり,本丸跡に到着。仙台城見聞館は,伊達政宗騎馬像西側にあります。

 

ここには,仙台城の歴史や大広間跡のようすを展示品や映像で見ることができます。

クイズと台紙は展示室内にあります。スタンプは答えの確認と合わせて管理人室の方に押してもらえます。

ここは,史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設と同じで年中無休,しかも無料でみることができます。

仙台城本丸跡から仙台の街を眺めつつ本丸跡の様子について学んでみてはいかがでしょうか。

 

 

⑤瑞鳳殿

るーぷる仙台に乗って仙台駅から最初に巡れる歴ネット館が瑞鳳殿です。(るーぷる仙台は一方通行ですので利用の際は巡る計画を立てると良いです)

「瑞鳳殿前」下車,徒歩約5分です。坂を上っていくと見えてきます。

 

○○門の脇をくぐり,階段を上ります…敷地内にある資料館には,伊達政宗の墓所発掘時の記録映像を紹介し,復元された等身大の像や関連資料等を展示しています。

 

ポスター・台紙・スタンプは全て資料館入口すぐのところにあります。(全9館の中で一番目立つかも)

担当が巡った時も多くの方が手に取って行かれました。外国人観光客と思われる方も…巡っていただけるのでしょうか…

資料館は12月31日・1月1日に休館となっていますが年末年始に参拝と合わせて来館されても良いかと思います。

 

⑥仙台市歴史民俗資料館

今度は東に足を向けてみます。

JR仙石線「榴ヶ岡駅」下車徒歩約5分。榴ヶ岡公園内にあるこの施設。担当が巡った時は秋空に映えておりました。県内最古の洋風木造建築を利用しており,一目でわかります。

 

入口に入るとすぐにポスターと台紙が・・・階段を上って2階の展示室へ向かいます。

ここには,仙台地方の明治以降の暮らしを紹介しています。昔の人々が使ったものなどが多数展示されており,「懐かしい・・・」と思われる方がいるかもしれません。展示を見ていたらクイズを発見!!

答え合わせとスタンプは1階受付です。

 

担当が巡った時は,企画展「戦争と庶民のくらし⑤」が開催されていました(11/10まで)。また,10/26(土)11/3(日・祝)には「れきみん秋祭り2019~ありがとう40年~」が行われます。それに合わせて来館するのもよろしいかと思います。

⑦仙台文学館

仙台駅から北へ向かいます。宮城交通・仙台市営バス「北根二丁目・文学館前」下車,徒歩約5分。

森の中の坂道を少し登っていくと見えてくる「仙台文学館」です。

入口の自動ドアにポスターが貼られていました。

ここは,土井晩翠や島崎藤村,井上ひさしをはじめ,現在活躍中のみやぎゆかりの作家たちを紹介しています。文学の歴史にかかわる資料が多数展示されています。

…台紙とクイズは展示室内にありました……おお!「ぼのぼの」が!

クイズよりも先にそちらに目がいってしまいました(スミマセン)。しかし,ここにクイズのヒントが(!?)ぜひ来館されてその目でご覧ください。答えとスタンプは3階受付横にあります。

文学館では,9/14(土)~11/24(日)特別展「斎藤茂吉-そのひとすぢの道」が開催されます。学校でも一度は目にしたことがあるかと思います。斎藤茂吉の文学とその生涯をご覧になるのと合わせての来館もおすすめです。

 

⑧仙台市戦災復興記念館

仙台駅から広瀬通りを西へ(地下鉄,バスでもアクセスありますが街中を抜けて徒歩でもよいかもしれません),晩翠通りを過ぎてすぐに南に入ると,仙台市戦災復興記念館があります。

 

受付のすぐ下にポスターが・・・資料展示室入口にも掲示されていました。

ここでは,仙台空襲と復興事業について,後世に伝えるため実物や模型,写真を交えて解説しています。

仙台空襲についての詳しい展示や,防空壕の模型などを通して戦争について考えさせられます。

クイズは資料展示室入ってすぐに台紙とクイズ用紙があるので展示を見ながら解きます。スタンプは受付で押してもらえます。この施設には記念ホールなどもあり,催し物の開催と合わせて来館されても良いかと思います。

 

⑨史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設

今回のレポートも9館目となりました。最後に紹介する施設は「史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設」です。

地下鉄東西線「薬師堂駅」下車徒歩約3分で着くこの施設。平成29年7月にできた新しい施設です。ここは仙台城見聞館と同じで年中無休,観覧料無料でご覧いただけます。

 

入口の自動ドアを入ると歴ネットのポスターが・・・

 

展示室は奥行きがあり明るく,温かみを感じます。ここでは,平安時代に起きた貞観地震を経て,寺やこの地域が復興するまでの歴史などを展示品やパネルで紹介しています。

 

クイズは入口に問題があるので,それを見て答えを探し下さい。答えは問題の横をめくるとわかります。スタンプは受付で押してもらえます。ここのスタンプは他の館と形がちがいます。

 

以上9館全て巡ってみました!!

担当はこのレポートのため(?)急ぎ足で巡ってみましたが,クイズラリーは来年1月末まで行っております。(仙台市博物館は12月27日まで)

休みの日にイベントなどを確認しつつ「今日はココに行ってみよう!」という感覚で来館して少しずつスタンプを集めていくのもよいかと思います。

また,クイズラリーとはしておりますが,プレゼントは先着順ではないので十分余裕があります。クイズとスタンプだけを目当てにするのではなく,その他の展示をご覧になったり市内を観光したりするなど,施設や街を楽しみながら巡っていただきたいと思っております。

なお,市内の小中学生が持っている「どこでもパスポート」を提示すると,お子さんは無料となります。(瑞鳳殿は対象外)ご家族でスタンプラリーを楽しみながら,学んでみるのもよいですね。

「仙台」今でこそ100万人を超える人が住んでいる街ですが,今日に到るまで歴史があり様々な人の生活の営みがありました。歴ネット各施設をめぐると今まで知らなかった「仙台」が見えてくるかもしれません。皆様の来館を心よりお待ちしております!!

 

最後に,担当巡って各館のスタンプを集めてきました。この紹介と8館以上達成の方へのプレゼント,オリジナルグッズをお披露目してこのレポートを締めくくりたいと思います。ありがとうございました!!

(仙台市博物館・歴ネット事務局 担当)

★お問い合わせ先

歴ネット事務局 仙台市博物館
〒980-0862 仙台市青葉区川内26〈仙台城三の丸跡〉
電話:022-225-3074

(スタンプ・プレゼントを楽しみにしたいという方はここから先はスクロールしないことをおすすめします)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8館以上達成者プレゼント

「歴ネット★オリジナルグッズセット」+「歴ネット★オリジナル缶バッジ」と「歴ネット★オリジナル定規」

 

全館達成すると台紙はこのようになります。

 

 

 

 

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