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ミュージアムユニバース〜すてき・ふしぎ・おもしろい〜2017レポート

2017年12月15日(金)・16日(土)・17日(日)、SMMA参加館がせんだいメディアテークに集まり「ミュージアムユニバース〜すてき・ふしぎ・おもしろい〜」が開催されました。

 

SMMA参加全16館の魅力がギュッと詰まった、大人も子どももたのしめるミュージアムユニバース。

6回目の開催となった今回、初の試みとなる「プレミアムナイトトーク」をはじめ、各館の取り組みや研究を紹介するように刷新した「展示の広場」や、ミュージアムユニバースならではの参加館同士のコラボレーション企画が実現し、約2,400人の方に来場いただき大盛況となりました。

 

新企画の「プレミアムナイトトーク」は15日(金)夜に開催しました。

 

ドリンクを片手にミュージアムならではのトークが楽しめる、大人向けのプログラム「プレミアムナイトトーク」。メディアテーク1階クレプスキュールカフェの40席があっという間に満席になりました!

仙台市天文台 土佐誠台長による「出張トワイライトサロン」では、クリスマスの星に関するお話をしていただきました。仙台うみの杜水族館とセルコホーム ズーパラダイス八木山のコラボレーショントークでは、動物を近くで見るスタッフだからこそ知る動物たちのカップル事情を、寸劇をはさみながら披露していただきました。

 

▲「出張!トワイライトサロン 天文台長 土佐誠の宇宙が身近になる話〜クリスマスの星 三博士を導いた星の正体は?〜」(仙台市天文台)

 

▲「知られざる動物たちのカップル事情」(仙台うみの杜水族館×セルコホーム ズーパラダイス八木山)

 

「プレミアムナイトトーク」は新しい取り組みでしたが、ミュージアムの学芸員やスタッフと気軽に触れ合うことができ、なかなか聞くことのできない話も聞けるとあり、大好評でした。ミュージアムの「楽しい」と「学び」がうまくかけ合ったプログラムになりました。

▲「プレミアムナイトトーク」出演者のみなさん

 

16日(土)・17日(日)は、トークや体験、展示、グッズショップなど、ミュージアムの「とっておき」を体感できるプログラムを多数開催しました。

 

トークとイベントの広場」では、恒例のせんだいメディアテークによる「ミュゼバトル」や仙台歴史ミュージアムネットワーク(歴ネット)によるクイズ&トーク、スリーエム仙台市科学館の「サイエンスショー」が行われました。またミュージアムを拠点に活動するみちのく博物楽団や東北学院大学の学生さんたちも大活躍しました。

 

▲ミュゼバトル4〜私のイチ押しミュージアムはコレよ!(ファシリテーター:せんだいメディアテーク 学芸員 清水有)

ミュゼバトルで紹介されたミュージアム情報

◎「いのちのたび博物館」 黒柳あずみさん(東北大学総合学術博物館 助教)*金賞*

◎「北投温泉博物館」 寺澤慎吾さん(仙台市博物館 学芸員)

◎「世代閣・己高閣」 本多真紀さん(仙台文学館 学芸員)

◎「REBORN ART FESTIVAL 2017」 坂口向日葵さん(東北芸術工科大学1年生)

 

▲クイズ&トーク「知ってる!?仙台の歴史」歴ネット(地底の森ミュージアム、仙台市縄文の森広場、仙台市博物館、仙台城見聞館、瑞鳳殿、仙台文学館、仙台市歴史民俗資料館、仙台市戦災復興記念館)

歴ネット8館にかかわる歴史クイズを出題。全問正解を目指して会場のみなさんは奮闘していました。

 

▲仙台にある鉄道遺産を訪ねてみよう(東北福祉大学・鉄道交流ステーション)

明治以降に建設され、戦争や災害を乗り越え現存する鉄道関連施設を紹介。仙台市歴史民俗資料館の展示写真にもつながるお話もありました。

 

▲これからの暮らしを考える〜西洋と日本の自然観から〜(東北大学総合学術博物館×せんだい3.11メモリアル交流館)

震災復興の活動や被災地域の記憶を語り継ぐ活動に取り組むせんだい3.11メモリアル交流館について職員の飯川晃さんが紹介してくださいました。その後、東北大学総合学術博物館の小川知幸さんが西洋史の視点から自然災害や自然観についてお話してくださいました。最後は、同館技術補佐員の鹿野晴尚さんも交えて、現代の私たちのこれからの暮らしについて会場のみなさんとともに考えました。

 

▲サイエンスショー「科学の不思議」(スリーエム仙台市科学館)

スリーエム仙台市科学館の吉田香苗さんと佐々木真鈴さんに、科学の力で「色」を変化させるマジックを披露していただきました。会場の子どもたちの「マジック〜!」のかけ声が楽しく響いていました。

 

▲大学生による子どもワークショップ(東北学院大学博物館 学生)

東北学院大学の学生さんが考えたアイヌ文化に関するクイズとオリジナルカードゲーム「民具バトルカード」が繰り広げられ、大盛り上がりでした。

 

▲大学生が聞きたい!ワークショップのあれこれ(進行:みちのく博物楽団 大沼竜也)

みちのく博物楽団の大沼竜也さんが気になっているワークショップのあれこれを、地底の森ミュージアム学芸員の鈴木英梨さんと東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館学芸員の本田秋子さんに教えていただきました。

 

▲日本画家:平山郁夫が描いた東北(東北学院大学博物館)

東北学院大学博物館の加藤幸治さんによる日本画家・平山郁夫についての講演と、8月19日から9月28日に開催した展覧会の様子を学生のみなさんに紹介していただきました。

 

体験の広場」では、ミュージアムそれぞれの特色を活かした体験コーナーが日替わりで登場しました。

 

▲おもしろ縄文ワークショップ(仙台市縄文の森広場)

縄文土器の表面にあるでこぼこを顕微鏡を使って観察したり、縄文土器のレプリカの作成方法を学んだり、縄文土器に関する研究方法を実体験できました。

 

▲山の交番〜どうぶつたちの落とし物を届けよう〜(セルコホーム ズーパラダイス八木山)

フンや足跡といったヒントから、それがどんな動物の“落とし物”なのか当てます。

 

▲しおりをつくろう!(仙台文学館)

色々な材料を使って、自分だけのオリジナルしおりを作成しました。

 

▲地球史の長さを感じてみよう!(みちのく博物楽団)

地球の誕生から現在までの地球の歴史を「地球史絵巻」を作りながら学べました。地球の誕生から現在までを2mとする「地球史絵巻」。そのうちヒトが生きている時代はたったの3mm!驚きです。

 

▲走る!聞こえる?おもしろ鉄道ワールド出発進行!(東北福祉大学・鉄道交流ステーション)

大人も子どもも目が釘付け。ミュージアムユニバース用に特別に制作された鉄道模型が展示されていました。またSLや市電などの実際の走行音も聞くことができ、目と耳でたのしめました。

 

▲スタンプで暦(こよみ)をデザインしよう!(社会福祉法人共生福祉会 福島美術館)

福島美術館オリジナルのスタンプがたくさんありました。どれもかわいらしい絵柄です。

 

▲ヒカリのふしぎ(スリーエム仙台市科学館)

光と色の関係について実験しながら学べました。「サイエンスショー」のマジックの秘密も明らかに…!

 

▲石器をつかおう!(地底の森ミュージアム)

石器を使って、実際に皮を切りました。石器それぞれに切れる角度があるので、それを見つけるまでが大変です。

 

▲ASOBIの達人 ビヨンド(東北学院大学博物館)

子ども限定!自分で作った道具を使って昔の遊びを体験できました。

 

▲miniカレンダーに型紙で模様を染めよう(東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館)

大人気の合羽刷り体験!型紙があるのできれいに染めることができます。

 

展示の広場」は、それぞれのミュージアムが行っている研究や各ミュージアムとっておきの展示物を中心に紹介しました。

 

また生誕450年を迎えた伊達政宗の兜をかぶる体験や東北大学総合学術博物館とせんだい3.11メモリアル交流館のコラボレーション企画「MRで体験!仙台荒浜地区を歩く」、仙台市歴史民俗資料館の大きな古地図も展示しました。

 

▲MRで体験!仙台荒浜地区を歩く(東北大学総合学術博物館×せんだい3.11メモリアル交流館)

被災2年後の仙台市荒浜地区の様子をMR(複合現実)で体験できました。

 

▲政宗の兜をかぶってみよう!(仙台市博物館)

生誕450年とあり、たくさんの方が記念写真を撮影していました。

 

▲大判古地図「昭和27年番地入市街明細地図」(仙台市歴史民俗資料館)

立ち止まってじっくりと観察する方が多くいました。みなさん住んでいるところや知っている場所を探しているようでした。

 

そして「ミュージアムグッズショップ」では、今回も参加館一押しのミュージアムグッズが並びました。

 

3日間を通して幅広い世代の方に参加していただきました。また家族・友人と一緒に参加されている方も、おひとりで参加されている方も、それぞれみなさん楽しんでくださっているようでした。

アンケートでは「SMMAを知らなかった」の声がまだまだ多いように感じますが、今後もたくさんの方がミュージアムへ足を運ぶきかっけとなるような企画を開催したいと考えています。そして来年もまたミュージアムの「楽しい」と「学び」を詰め込んだミュージアムユニバースをお披露目できるように活動していきたいと思います。みなさまどうぞご期待ください。

(SMMA事務局・今野)

 

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