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ミュージアムユニバース〜すてき・ふしぎ・おもしろい〜2016レポート

 
2016年12月17日(土)・18日(日)の2日間、せんだいメディアテークにて「ミュージアムユニバース〜すてき・ふしぎ・おもしろい〜」が開催されました。

今年のミュージアムユニバースは16のSMMA参加館が参加し、新しい企画もたくさん登場しました。
「トークとイベントの広場」では、仙台市博物館と八木山動物公園のスタッフがそれぞれの視点で同じ動物を語り合うクロストークのほか、仙台うみの杜水族館の飼育員による生きものの子育てにまつわるお話、スリーエム仙台市科学館の液体窒素を用いたサイエンスショーなど、多種多様なミュージアムが各館の専門分野ならではのイベントを実施しました。

 
▲動物クロストーク(仙台市博物館×仙台市八木山動物公園)
 
▲クイズ&トーク「知ってる!?仙台の歴史」(仙台歴史ミュージアムネットワーク)
 
▲魔女裁判のふしぎ ~ヨーロッパ近世におけるイメージと実像~(東北大学総合学術博物館)
 
▲水族館の生きものの子育て(仙台うみの杜水族館)
 
▲サイエンスショー「低温の科学」(スリーエム仙台市科学館)
 
▲ミュゼバトル3〜私のイチ押しミュージアムはコレよ!(せんだいメディアテーク)

17日(土)にはメディアテークで同時開催していた「プチ★ミュージアムストリート」から、被災地の子どもたちを元気づけるために活動しているこども☆ひかりプロジェクトの学生ユースの皆さんが登場し、色とりどりの葉っぱをつなげるワークショップを実施しました。また18日(日)にはみちのく博物楽団など、仙台でミュージアムを舞台に活躍している学生さんたちから日々の活動について語ってもらいました。

 
▲SMMA&こども☆ひかり連携企画「葉っぱこねくと 冬バージョン」
 
▲SMMA企画「ミュージアムを舞台に活躍する学生たち」

 

「体験の広場」では大人から子どもまで楽しめる体験やワークショップが日替わりで登場。今年は展示資料のスタンプを使った衝立づくりや、セロテープを使って偏光フィルムの光り方にせまるワークショップなど、ユニバース初の企画も登場しました。

 
▲オリジナルスタンプで「衝立(ついたて)」をつくろう!(社会福祉法人共生福祉会福島美術館)
 
▲キラキラ!お絵かき黒曜石(仙台市縄文の森広場)
 
▲しおりをつくろう(仙台文学館)
 
▲伊達政宗のカブトをかぶってみよう!(仙台市博物館)
 
▲車掌さんの鋏をつかってみよう・列車の汽笛を鳴らしてみよう(東北福祉大学・鉄道交流ステーション)
 
▲偏光の不思議(スリーエム仙台市科学館)
 
▲石器を作ってみよう・使ってみよう(地底の森ミュージアム)
 
▲ASOBIの達人 リターンズ(東北学院大学博物館)
 
▲むかーし昔の仙台復元キット(東北大学総合学術博物館・みちのく博物楽団)
 
▲合羽刷りでクリスマスオーナメントを作ろう(東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館)

 

 
また「展示の広場」では各館がおすすめのイベントや展示資料を紹介したほか、SMMA事務局からは、みちのく楽団の協力によるSMMA参加館マップ、9月〜11月に実施した「SMMA見験楽学ツアー」のレポートを展示しました。

 

 
「ミュージアムグッズショップ」では各館で販売しているとっておきのグッズが大集合! 特に目をひいたのは八木山動物公園よりやってきたXLサイズのゴリラのぬいぐるみでした。果たして連れて帰ってくれる人はいるのかと心配でしたが、ユニバース1日目の終盤、ひとりの学生さんによって無事お買い上げとなりました。

 

 
そして今年のミュージアムユニバースは初の試みとして「スタンプラリー」を実施しました。「トークとイベントの広場」「体験の広場」「展示の広場」「ミュージアムグッズショップ」を巡りスタンプを集めた方へ先着で、ミュージアムグッズの詰め合わせをプレゼント。実は八木山動物公園の動物缶バッジやSMMAクリアファイルなど、スタンプラリー限定のグッズも入っていました。

 

 
今年も老若男女問わず多くの方にご来場いただきましたミュージアムユニバース。来年度も、ミュージアムの魅力にふれるきっかけになるようなイベントにできればと思います。

 

(SMMA事務局・吉田)

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