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2017/06/12
イベントレポート 仙台市縄文の森広場「縄文春まつり」
今回は、5月14日(日)に仙台市縄文の森広場で開催された「縄文春まつり」のイベントレポートです。
毎年恒例のイベントである「縄文春まつり」は、
親子で体験しながら「縄文の森広場」を堪能できる内容となっています。
※当日は残念ながら雨のため、規模を縮小して室内で行われました。
〔イベント内容〕
・みんなで火おこし体験
・縄文ゲーム
・工作体験
・縄文ファッション
・縄文スープ試食体験
・縄文スタンプラリー
・Sonido del Viento(ソニド・デル・ビエント)による演奏
・地底の森ミュージアムコーナー
はじめにスタンプラリーに参加しました。
スタンプラリーでは、「お面をつくろう」「縄文アート」「縄文ファッション」「木の実投げゲーム」を体験し、
4つのスタンプを集めると景品がもらえるというものでした。
「お面をつくろう」
柄を選び、好きな色を塗って、自分のお面を作ります。
写真は、縄文の森広場のキャラクター ハナちゃんのお面です。
このお面をつけてイベントを楽しむ参加者もたくさんいました!
「縄文アート」
縄文の森広場で採れた葉っぱや木の枝を使い、
参加者みんなでアート作品を作りました(写真は作成途中のものです)。
材料を選び、枠内の好きな部分に貼り付けていきます。
「縄文ファッション」
カラムシで作られた上着と勾玉のアクセサリーを身につけました。
(↑本物の子グマ…?と間違えそうですが、本物ではありません。右は「縄文春まつり」ボランティアさんが試着した写真です。)
「木の実投げゲーム」
どんぐりやくるみを土器の中に投げ入れるゲームです。
土器によって点数が付いています。
くるみは丸いため投げやすく、思い描いた軌道で土器の中に入りましたが、
どんぐりは小さく、形も丸くないため思い描いた通りに投げることができませんでした。難しかったです。
他にも、ワラダ投げがありました(こちらはスタンプラリー対象外でした)。
スタンプを全て集めたので、景品をもらいました!
事務局・今野が選んだ景品はハナちゃんが描かれたしおりです。↓
続いては、「みんなで火おこし体験」です。
巨大な火おこし棒に長いロープを巻きつけ、
「1、2、1、2…」という掛け声に合わせ
右・左、交互にロープを引っ張り合います。
火おこし棒の先端に着火材となる麻があります。
「1、2、1、2、1、2…」としばらくロープを引っ張り合うと…
煙が上がり始めました。
麻に火がつき始めたようです。
息を吹きかけると…
↑こんなに燃え上がりました!
そして、お待ちかねの「縄文スープ試食体験」の時間です。
「縄文スープ」と聞いて、何味を思い浮かべますか?
縄文時代にすでにあったとされる調味料を使っています。
正解は、塩味!
スープには、とり肉、ごぼう、しめじ、セリ、れんこん、まいたけ、大葉といった具材がたくさん入っていました。
「縄文スープ」は、具材から出た出汁の効いた塩味の美味しいスープでした。
また「縄文春まつり」では、仙台市を拠点として全国でも活動している3人組の音楽グループ
Sonido del Viento(ソニド・デル・ビエント)による演奏もありました。
(この日はお二人での演奏でした。)
南米のケーナやアイリッシュホイッスル、オカリナといった笛とベースの音色が混ざり合って幻想的な雰囲気に包まれた演奏でした。
演奏中、頭上をツバメが何度も通り過ぎたので見上げたところ、
ツバメの巣が3つもありました。
このときヒナの姿は見えませんでしたが、時々巣の中から顔を出すそうです。
(↑2階のテラスからの眺めです。)
縄文の森広場では、「縄文春まつり」だけではなく
7月17日(月祝)に「縄文夏まつり」を開催するそうです!
※詳細は仙台市縄文の森広場ホームページをご覧ください。
今回「縄文春まつり」に参加できなかった方は、
ぜひ「縄文夏まつり」に参加してみてください。
また現在、「ミュージアムフォトコンテスト」応募受付中です。
体験コーナーとフォトコンテスト、どちらにも参加し
縄文の森広場の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
【アクセス】
仙台駅(西口バスプール)
・7番のりば「仙台南ニュータウン」行き、「日本平」行き 乗車
・8番のりば「秋保温泉(西多賀経由)」行き 乗車
「山田・太白消防前」停留所 下車、徒歩5分
※その他、「県庁市役所」発、「JR長町駅東口・西口」発バス有り。
詳しいアクセス方法については仙台市縄文の森広場ホームページをご参照ください。
(事務局・今野)