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「冬キラ☆今日の主役は氷河期の森」に参加してきました。

仙台の冬の風物詩といえば「SENDAI光のページェント」ですが、今回は「光の三原色」を使った新たなイベントが開催されると聞いて、会場である地底の森ミュージアムへ行ってきました。

 

地底の森ミュージアムに到着したのは、まだ明るさが残る時間帯でした。

野外展示「氷河期の森」には、木の実や葉、リボンなどで着飾ったシカたちの姿。

 

もう少し暗くなるのを待つため、暖を求めて館内に入りました。

通常の閉館時間を過ぎていますが、この日は館内の一部施設が解放されているのです。

 

どこからか、子どもたちの賑やかな声が聞こえてきます。

「こちらでシカのツノをつくれますよ!」とのかけ声に、興味津々で部屋の奥へと進みました。

 

そこでは、すでに何組もの親子が創作活動に励んでいます。

シカのツノをつけたスタッフが「ツノ(小枝)を選んで、お好きな装飾を施してください。」と優しく手順を教えてくれました。

 

箱の中には、まつぼっくりなどの木の実やさまざまな形の葉が用意されています。

いずれも氷河期の森や仙台市縄文の森広場で集められた素材だそうです。

「これは何という木の実かな?」などと会話しながら、材料を選び取り付けました。

 

 

他にも、赤や青のセロファン、金銀のリボンなど、クリスマスにぴったりの飾りをつけることもできます。

 

 

ツノが完成したところで、私もシカに変身。

氷河期の森に出掛けようと館内を歩き始めたところ、薄明かりの中から現れたシカの影。

「コーヒーはいかがですか?温まりますよ。」

 

シカに扮したマスター(それともマスターに扮したシカ!?)が丁寧に淹れてくれたコーヒーはとても美味しく、行燈のほのかな明かりに包まれてうっとりと別世界にいるような心地よさです。

窓の外には、影絵遊びをする子どもたちの姿がみえます。

 

 

ホカホカに温まった体で外へ出ました。

いよいよ暗くなった氷河期の森には、赤・青・緑色の影が浮かびあがっています。

 

 

地底の森ミュージアムの建物の壁面いっぱいを使って、みんなで影絵遊び。

 

 

影は、色が変化したり、巨大になったり、動物の形になったり。

両手いっぱいの落ち葉を舞い上げれば、ひらめく影が花びらのように流れていきます。

 

 

今夜の氷河期の森は、三原色の光を浴びていつもとは一味違う幻想的な表情をみせてくれました。

どこからか鈴の音やシカの足音が聞こえてきそうです。

 

 

夜のミュージアムには、まだまだ見たことのない世界が広がっているのかもしれません。

次はここでどんな出会いがあるのでしょう。期待を膨らませながら家路につきました。

 

仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局

写真:服部、文:石川

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