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仙台の伝統的な門松を再現!!(SMMAクロスイベント)

歴ネットでは,泉区根白石で昔ながらの門松を受け継いでいる旧家の協力を得て,仙台の伝統的な門松を再現するプロジェクトを平成24年から行っており,今年も展示いたします。昔ながらの門松の展示を通じて,たくさんの方々に仙台の伝統や歴史に触れていただきたいと思います。

■  日 時 2014年12月18日(木)~2015年2月11日(水・祝)

■  会場及び展示期間 ※展示期間は予定ですので,詳細は実施館にお尋ねください。

瑞鳳殿          12月26日~1月14日

仙台市縄文の森広場     1月  6日~1月21日

仙台市戦災復興記念館  12月27日~2月10日

仙台文学館       12月25日~2月11日

仙台市歴史民俗資料館  12月20日~1月31日

仙台市役所1階ギャラリーホール 12月18日~1月8日(仙台市博物館が設置)

■  仙台の伝統的門松とは?

お正月に玄関先などに飾られる門松。かつて仙台やその周辺で飾られていた門松は,現在私たちが目にする一般的なものとは違い,松や竹などを門のように組み上げた形をしていました。しかし,仙台の中心部では戦前から,郊外でも昭和40年ころには,この形の門松を飾る家も少なくなり,今ではほとんど見ることができなくなっています。

門松は仙台城内でも飾られ,調査の結果,仙台城の門松は直径15㎝,高さ3m以上の栗の木の柱に竹や松を添え,根元を楢の割板で囲んでおり,全体の高さは3mから4mにもなったと推定されます。また,その材料は根白石村(現 仙台市泉区)から納められたことも分かっています。


▲仙台市縄文の森広場での展示の様子


▲仙台市歴史民俗資料館での展示の様子


▲ 瑞鳳殿での展示の様子

【お問い合わせ】

歴ネット事務局(仙台市博物館)℡022-225-3074

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