昭和20（1945）年7月10日未明の米軍による仙台への空襲は、1千人余りの犠牲者を数える大惨事となりました。 7月5日から仙台市戦災復興記念館を会場に、仙台空襲と仙台の戦後復興の記録を次世代に伝えるために戦災復興展を開催しています。 戦後80年の節目の年である今年は、東北大学、東北学院大学、仙台・空襲研究会、仙台市公文書館や河北新報社による企画展示や、井上きみどり氏の漫画パネル展のほか、仙台市出...

仙台市博物館では7月4日（金曜日）から8月24日（日曜日）まで 仙台市・宇和島市歴史姉妹都市提携50周年記念特別展「伊達を継ぐもの－仙台藩を巣立った殿様たち」を開催します。 ▲チラシPDF（※閲覧や展覧会広報以外でのご使用はご遠慮ください。資料画像の切り取りなどによる無断転用はできません。） 江戸時代の大名たちは幕府の許可のもと、将軍家やほかの大名家との婚姻、養子縁組によって家を維持していました。...

このレポートでは、SMMA施設近隣の文化資源と「ミュージアム＋α」として、スタッフ目線で紹介していきたいと思います。 皆さんは青葉区西公園C60広場に行ったことがありますか？ せんだいメディアテークにも近いこの場所で保存されている蒸気機関車C60はかつては東北本線で活躍し、当時の花形列車であった特急はつかり(現在の新幹線はやぶさの先祖！）の牽引機としても活躍しました。路線の電化とともに引退を迎えま...

2025年3月上旬。 仙台から北東方向へと車を走らせ、気仙沼市へと向かいました。せんだいメディアテークを出て、2時間弱の道のりですが、三陸自動車道が2021年に全線開通し、利便性が高まりました。 登米東和インターを過ぎたあたりから景色は変わり始め、高速道路も山道のアップダウン、そしてトンネルの多い区間へと差し掛かります。 ナビ上で確認すると三陸自動車道は海沿いを北上しているように見えますが、その多...

SMMAは2009年の結成以来、今年度で15周年を迎えました。 2024年12月20日〜23日に開催したミュージアムユニバースでは、SMMA参加館の取り組みやイチオシを紹介する展示ブースのほか、「SMMA15周年記念ブース」では、結成時のエピソード紹介やふせんでSMMAにやってほしいこと、やってみたいことを自由に書いてもらうコーナーを設置しました。 本当にたくさんの声をいただき、ありがたい限りです...

SMMAは2009年の結成以来、今年度で15周年を迎えました。 2024年12月20日〜23日に開催したミュージアムユニバースでは、SMMAに参加している各館の取り組みやイチオシを紹介する展示ブースのほか、 SMMAのこれからを紹介するコーナーとして「SMMA15周年記念ブース」を設置しました。 このコーナーではSMMAの沿革や、取り組みの写真、映像、発行誌などを展示しました。 来場者からは「(以...

2024年12月より東北学院大学博物館で、企画展「南津島の田植踊～未来へつなぐバトン」を開催しております。 今なお大部分が帰還困難区域に指定されている福島県浪江町の南津島地区に伝えられた「南津島の田植踊り」（福島県重要無形民俗文化財、国の選択無形文化財）の伝承を目的に、東北学院大学歴史学科民俗学ゼミの学生と地元の南津島郷土芸術保存会が共同プロジェクトとして2022年から手がけてきた取り組みを紹介す...

SMMA参加館である仙台市天文台は1955年2月1日に仙台市青葉区西公園内に完成し、開台以来仙台市民の天文観測の拠点として広く親しまれてきました。その当時、市内にまともな天体観測の望遠鏡がまだ存在せず、しっかりとした望遠鏡を持ち、子どもたちの「科学する心」を育てる目的、熱意と共に完成した施設です。 西公園時代の仙台市天文台の様子から　提供：仙台市広報課 https://www.sendai-ast...

SMMAでは2024年12月20日(金)〜2024年12月23日(月)10:00-18:00 せんだいメディアテーク1Fオープンスクエアを会場に、ミュージアムユニバース-を開催しました。 仙台・宮城のミュージアムが持つ魅力を広く紹介するプログラムとして2012年の初回開催以来、今回で12回目の開催となりました。展示では深海魚の標本や昭和27年の仙台市街地図はじめ、SMMA参加館の所蔵資料や取り組み...

仙台には、私たちが普段目にする門松とは一味違ったこの地方独特の門松があります。 ■ 仙台の伝統的な門松とは？ 正月に玄関先などに飾られる門松。かつて仙台やその周辺で飾られていた門松は、現在私たちが目にする一般的なものとは違い、松や竹などを門のように組み上げた形をしていました。しかし、仙台の中心部では戦前から、郊外でも昭和40年ころには、この形の門松を飾る家も少なくなり、今ではほとんど見ることができ...

SMMAでは2024年12月20日(金)〜12月23日(月)までの4日間、ミュージアムユニバースを開催します。 仙台市内のさまざまなミュージアムが集まって、所蔵資料や取り組みを紹介します。 深海魚の標本や昭和27年の仙台市街地図を展示するほか、土日は各館の特色を生かした工作や染色などの体験プログラムを行うほか、 水族館や歴史の専門員によるトークイベントを実施します。 詳細はこちらをご覧ください。 ...

今年も10月5日（土）より、クイズに答えて各館を巡る「歴ネットクイズラリー」を9つの参加館で開催します！

仙台市博物館では9月10日（火曜日）から11月4日（月曜・振替休日）まで 親鸞聖人生誕850年　特別展「親鸞と東北の念仏ーひろがる信仰の世界ー」（仙台市博物館再開館記念企画第3弾）を開催します。 ▲チラシPDF   ■主催：「親鸞と東北の念仏」展実行委員会（仙台市博物館、大塚巧藝社） ■会期：9月10日（火曜日）～11月4日（月曜・振替休日） ※期間中展示替があります。 ■休館日：毎週月...

2024年3月2日(土)に、SMMA参加館である東北大学史料館・東北学院大学博物館の協力のもと、 SMMA見験楽学ツアー「東北大学・東北学院大学キャンパスツアー片平・土樋を歩く」 を開催しました。 　 2019年以来の見験楽学ツアーとなりました。 以前も東北大学片平キャンパスの建造物・施設を巡るツアーは行なったことがありましたが、今回は片平キャンパスの隣に位置する東北学大学土樋キャンパスの建造物も...

SMMAでは、参加館である東北大学史料館・東北学院大学博物館が養成した学生ガイドによるキャンパスガイドツアーを開催します。東北大学片平キャンパス、東北学院大学土樋キャンパスの案内を通じて、学都仙台の歴史の魅力に触れる散歩ツアー企画です。見験楽学ツアーは2019年以来ひさびさの開催となります。ぜひこの機会にご参加ください。 日時：2024年3月2日(土) 13:00-16:00 集合場所：東北大学ギ...

SMMAでは2023年12月14日(木)〜2023年12月17日(日)10:00-18:00 せんだいメディアテーク1Fオープンスクエアを会場にミュージアムユニバース-せんだいひとむかし-を開催しました。       珍しいミュージアムの建設途中の写真や近隣風景の様子をパネルで展示したほか、仙台伝統門松や、かつて虎屋横丁の入り口に掲げられていた看板、旧丸光デパートのミュージックサイレンの...

仙台歴史ミュージアムネットワーク（歴ネット）では、仙台市博物館の調査成果に加え、泉区根白石で昔ながらの門松を受け継いでいる旧家の方の協力を得て、仙台の伝統的な門松を再現・展示する活動を東日本大震災の翌年度から行ってきました。 できるだけ多くの市民の皆様にご覧頂けるよう、今年は歴ネット参加施設を含めて9カ所で、門松の展示を行います。 ※休館日、開館時間等は各施設で異なりますので、詳しくは下記のページ...

SMMAでは、2023年12月14日(木)〜12月17日(日)にミュージアムユニバース-せんだいひとむかし-を開催します！ 仙台のミュージアムが一堂に集う「SMMAミュージアムユニバース」では、「せんだいひとむかし」と題して、地域の記憶を辿ることができる写真やモノを集めて展示します。そのほかにも各館の学芸員や専門員によるトークイベントや、小さなお子さんも参加できる各種のワークショップを開催します。...

「歴ネットクイズラリー」を10月7日から開催します。

SMMAのミュージアムがそれぞれの「とっておき」とともに大集合するイベント企画。

専門性が高いさまざまなテーマについて、SMMAの学芸員がお届けするトーク企画。

さまざまなミュージアムの視点をまとめた、SMMAが発行する冊子の紹介。

日本語と外国語でSMMAのミュージアムを紹介するリーフレット。

SMMAに参加する各館の学芸員が、毎回のテーマをしりとりでつなげながらお送りする仙台市政だよりの連載企画。

2019年〜2020年にかけて、当時のせんだいメディアテーク副館長が綴ったコラム「ミュージアム界隈」
全6回の内容を掲載しております。

地域のミュージアムならではの情報を楽しめる、SMMAが発行するフリーペーパー。

宮城県内16施設と福島県内1施設の被災状況と復旧プロセスに関する調査をまとめたウェブサイト。