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図録「Winter Life in Sendai ~仙台の冬のくらし~」

■目次

1 冬のくらしの道具
昭和30年代まで、人々のほとんどは薪や木炭、亜炭などで暖房を使っていました。陸炉とよばれる長火鉢が年中置かれているのも、仙台周辺の家庭ではありふれた光景だったようです。

2 冬の衣類と履物
仙台では寒い冬を迎えると着物の表地と裏地の間に木綿や真綿を入れた綿入れを重ね着して過ごしていました。現在では一般的なセーターやコートなどは、洋服を着る習慣が広まってきた明治時代以降のことです。

3 冬の年中行事と食
12月から1月にかけての年中行事では、一年をしめくくり新しい一年を迎えるために特別な飾りつけや料理を用意します。年末年始の行事の多くは全国的に似通ったものですが、飾りつけの形状や料理の素材・内容には仙台特有のものが見られます。

4 冬の遊びとスポーツ
仙台地方の冬は季節風の影響で平野部では雪があまり積もらず、冬のあそびといえばスケートや凧あげなどが見られました。一方で雪が積もる山間部も町場と近いため、スキー遊びを楽しむ機会もありました。

 

■価格:700円
■発行:仙台市歴史民俗資料館・仙台市教育委員会
■取扱:仙台市歴史民俗資料館(お求めの際は受付まで)
※郵送での購入も承ります。詳しくは資料館までお問い合わせください。

 

【お問い合わせ】
仙台市歴史民俗資料館
TEL: 022-295-3956

 

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