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2017/06/21
地底の森ミュージアム・縄文の森広場 研究報告2016
2016年は、地底の森ミュージアム開館20周年・縄文の森広場開館10周年の記念の年でした。
これに合わせ、記念シンポジウム「まもりつたえる富沢遺跡・山田上ノ台遺跡―これまで/これからの20年・10年」を行いました。
〔趣旨〕
①最新の調査研究や各地の遺跡や博物館をもとに、文化財や考古学研究が現代社会に果たしている役割・関わりを紹介する
②今後目指すべき姿を参加者と共に考える
③研究者・類似施設との相互交流を図る
上記3つの趣旨を遂行するための機会として、記念シンポジウムを開催しました。
本書は、この記念シンポジウムの講演および鼎談の記録集として刊行しました。
〔目次〕
・遺跡博物館の役割—博物館の伝える力—
講師:鷹野 光行(東北歴史博物館館長)
・地底の森ミュージアムの北東アジアにおける役割の回顧と展望
講師:佐川 正敏(東北学院大学文学部教授)
・遺跡博物館でこそ可能なパブリック・アーケオロジー
講師:山田 昌久(首都大学東京大学院人文科学研究科教授)
・鼎談 鷹野光行、佐川正敏、山田昌久
進行:金森 安孝(仙台市富沢遺跡保存館館長)
■発行:仙台市教育委員会
■編集:仙台市市民文化事業団 仙台市富沢遺跡保存館
■発行日:平成29年3月28日
■価格:300円(刊行物代金)、送料215円(1冊の場合)
【お問い合わせ】
TEL: 022-246-9153