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SMMA見験楽学ツアー⑥レポート「向山から読み解く仙台ーパノラマ絵葉書でタイムスリップー」

2017年5月28日(日)、仙台市内外の知られざる魅力を探るツアー企画「SMMA見験楽学ツアー」第6弾「向山から読み解く仙台ーパノラマ絵葉書でタイムスリップー」を行いました。

今回の企画は東北学院大学博物館学芸員の加藤幸治先生を案内人とし、戦前の絵葉書で描かれていた仙台の風景と実際の今の仙台の風景とを見比べながら読み解き、ワークショップを通しそれを目に見える形にしよう!という考えの元で行われました。また今回のイベントは東北学院大学で学芸員課程を履修している学生が企画・準備をし、そして当日の運営も行いました。

この企画を行うにあたり、学生は運営班、小道具班、冊子班の3つのグループに分かれ準備を行いました。運営班はツアーの計画を考え各班の連携がスムーズに進むために調整役として活動しました。小道具班はワークショップに使うパネルの作成や、旗の作成の活動を行いました。冊子班はツアーで使うパンフレット作りや、愛宕神社についての情報収集、絵葉書からわかる当時の建造物についての情報を集めました。このように3つの班の連携によって企画を作り上げていきました。

 

ツアー当日は「晴れ男」の加藤先生のおかげで雲一つない晴天の下、午後1時に東北学院大学博物館を出発し仙台市のシンボルでもある広瀬川に架かる愛宕大橋を渡り愛宕神社へと向かいました。境内に行くまでには急で長い石段があり参加者・学生共々頑張って登りました。愛宕神社は伊達政宗と共に米沢・岩出山を経て仙台へと移り、現在も「愛宕さん」として親しまれている神社です。階段を登り終えると木々に囲まれた境内に到着し、学生から霊屋橋、仙台高等裁判所、東北学院大学旧宣教師館、東北学院大学本館の解説があり、それを補う形で参加者の方がさらに当時の事や実体験を含め話していただきました。

 

例えば霊屋橋の近くには源平渕という広瀬川で一番深い場所があり、そこで泳いだ思い出があるが今はコンクリートで固められていて寂しいというお話しや梅田川の水質汚染を改善するために住民運動が起こり、その運動から広瀬川の水質も改善され、今では「日本の名水100選」にも選ばれるようになったという興味深いお話が聞けました。その後、境内で自由散策を行い、ラミネート加工した絵葉書と実際に風景を見比べ、参加者自身の思い出話や昔の仙台の話など様々なお話を聞くことが出来ました。

 

その後、東北学院大学博物館に戻り、絵葉書に書かれた風景と愛宕神社から見た風景を元に参加者一人一人の思い出を旗として立てよう!というワークショップを行いました。現在もある建物の名前やない建物の名前、自分が今住んでいる家の場所、お気に入りのお店の場所や中には広瀬川が凍った時にスケートをした思い出や、広瀬川でボートに乗ったことや魚を釣ったという思い出といった参加者自身の思い出話を思い思いにデコレーションした旗にして絵葉書の上にたくさん立てることが出来ました。

 

今回のイベントを通して昔の仙台の様子を垣間見ることができ、また参加者の方との交流し色々な面白い話を聞くことが出来たのがとても良い経験になりました。そしてこのワークショップの成果は、夏ごろまで東北学院大学博物館の展示として飾る予定です。イベントで来てくださった方々だけでなく、多くの人に思い出を旗として立てて欲しいので東北学院大学博物館を訪れた際は、旗を立てて頂けたら幸いです!!

 

(執筆:東北学院院大学3年生学生 博物館実習・ワークショップ企画班)

 

※↓ツアー当日に参加者のみなさまに配布したしおりです。

 

 

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