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SMMA東日本大震災 ミュージアム被災と復旧レポート
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東日本大震災復興祈念特別展「奈良・国宝室生寺の仏たち」を見てきました。

現在、仙台市博物館で開催中の東日本大震災復興祈念特別展「奈良・国宝室生寺の仏たち」の見どころをレポートします。

おすすめ その1 国宝「十一面観音菩薩立像」の後ろ姿

仏像大使 みうらじゅんさん&いとうせいこうさんトークショー (※1) でお聞きしたのですが、今回の展示では十一面観音菩薩立像の光背は展示されていません。したがって、室生寺のご住職でさえこれまで見たことがなかったという十一面観音菩薩立像の後頭部を後ろから眺めることができます。どんな表情のお顔があるか、実際に見て確かめてみてください。

 (※1)本展開幕時に開催された記念イベント。展示の見どころを語るトークショーの模様は現在こちらのページでネット配信されています。ご見学前に予習として話を聞いておくと、より一層展覧会を楽しめるかもしれません。

おすすめ その2 十二神将立像の展示

室生寺では(※2)、十二神将立像は一列に並べられているそうですが、今回の展覧会では仙台市博物館の展示空間を贅沢につかって、ガラスケースに入っていない十二神将立像がそれぞれ360度、直に見学できるように展示されています。照明も効果的に使われていて、十二神将立像が空間全体を支配しているかのように感じました。

一体一体の表情や動き、風が衣装をたなびかせている様子や玉眼の輝き。その頭の上に乗っている小さな干支も見どころです。豊かな表情のうらに思いを巡らせていると、時間も忘れてしまいます。まさに今、風が吹き抜けたのではないかと思うほどの十二神将像の躍動感を感じてみてください。

(※2) 十二神将のうち10体は室生寺、2体は奈良国立博物館に寄託されています。

おすすめ その3 展覧会オリジナルグッズ

展覧会を応援する仏像大使のみうらじゅんさん、いとうせいこうさんがプロデュースした展覧会オリジナルグッズがおもしろいです。中でも、スイッチを押すと十一面観音菩薩立像が映し出されるミニライトは特におすすめです。いろいろな壁に映し出してありがたい気持ちになるのも良し、展覧会をみた興奮をまわりの人に伝えるのにも役立ちます。


▲「室生寺ミニライト」で十一面観音菩薩立像を映し出した様子

おすすめ その4 プレイミュージアム「白描画に挑戦」

展覧会を見て、オリジナルグッズコーナーを楽しんだあとは、プレイミュージアムへ。こちらでは現在、展覧会会期に併せて平安後期から鎌倉時代に流行した墨のみを用いて描かれた白描画に挑戦することができ、大人も子どもも夢中になって取り組んでいました。特別展に展示されている仏さまを描いてみるのはいかがでしょうか。


▲白描画の例

この他にも、十一面観音菩薩立像(国宝)や釈迦如来坐像(国宝)など約90点の資料が並ぶ室生寺展。とにかく見どころたくさんです。
詳細は、公式サイトをご覧ください。

この夏、美しい仏像をみて、吹き抜ける風を感じてみてください。

 

       仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局 石川・佐藤

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