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うちわづくりに挑戦!

東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館では、巡回展「型絵染人間国宝 芹沢銈介展 布に寄りそえば、色と文様がうたいだす。」に合わせ、合羽刷り(ステンシル)を体験できるワークショップが開催されています。芹沢銈介さんのように作品をつくりたい!という野望を抱えつつ、事務局2人で取材してきました。

体験できる内容は、うちわづくり(8月)、ブックカバーづくり(9~10月)です。
今回は、うちわづくりに挑戦しました。参加費は、1人300円です。
うちわ骨に和紙を貼った状態のものが用意されています。

初めに、数種類の文様の中から好きなものを選びます。どれも素敵なので迷ってしまいます。
型紙と絵具を前に、しばし作品のイメージを膨らませます。これは意外と悩みます。

そして、いよいよ染めに入ります。
うちわに型紙を重ね、摺り込むように小刷毛で染めていきます。
当初の作品イメージは何処へやら、気の向くままに楽しく染めてしまいました。

少し高度なグラデーションにも挑戦し、ようやく染め終えたところです。
 

型紙を取り外してから、うちわの縁の部分を仕上げて完成!!制作時間は約60分でした。
さっそく扇ぎながら、あの色も入れたらどうだったかな、などと思い返してみたりして。
(左:伊藤作品「貝殻」、右:石川作品「トンボ」)

それにしても、うちわの高級感、ただものではないです。
学芸員の奈良さんに伺ったところ、「香川県の丸亀で作られている竹製のうちわ骨と、富山県の八尾和紙を使っています。型紙は、芹沢銈介のお弟子さんに制作していただいております。」とのこと。
芹沢銈介美術工芸館の「ものづくりに対する熱い想い」が感じられます。
ちなみに、うちわづくりは毎年夏に開催しているそうです。来年の夏も楽しみです。

その後、うちわを片手に、巡回展「型絵染人間国宝 芹沢銈介展」を観覧しました。
着物やのれん、うちわなど数々の作品が展示されていて、草花、生き物、風景や文字などのユニークな文様と色彩に、クスッと笑ったり、感嘆してため息が漏れたりします。
たけのこや鯛までも美しい文様にしてしまう発想と技術。
館内に常設されている映像コーナーでは、芹沢銈介さんの作品制作の過程が映像で紹介されており、見入ってしまいます。

巡回展会期中の9~10月には、ワークショップ「和紙製ブックカバーを染めよう」が開催されます。
うちわづくりと同じように、型紙を使って和紙を染める体験ができます。
この機会に、みなさんもものづくりの楽しさに触れてみてはいかがでしょうか。

◇巡回展「型絵染人間国宝 芹沢銈介展」の詳細は、こちらをご覧ください。
◇ワークショップ「和紙製ブックカバーを染めよう」の詳細は、こちらをご覧ください。

仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局 石川歩

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