野帳(やちょう)とは、野外調査などの現場で観察記録を残すために用いられるノートのことです。以前は一部の専門家たちの道具でしたが、今では趣味の記録や日々のスケッチ帳などとして使い方が広がり、愛用者は増えつつあります。考古学者・河内一浩さんはそんな野帳使いのレジェンド的存在です。学生の頃から書きためた野帳は450冊を超え、初期の鉛筆スケッチから3色ペン時代を経て、着彩、点描などさまざまな技法を吸収しながら現在も進化中。考古資料はもちろんのこと、訪問先の食事や作ってみたいグッズのデザイン、私生活まで何でも書き込んでしまう河内さんのめくるめく野帳世界をお楽しみください。東北初公開です。
■日程:2019年2月22日(金)〜4月29日(月・祝)13:00〜20:00 ※金・土・日・祝のみ開室
■会場:東北リサーチとアートセンター(TRAC) 仙台市青葉区大町2-3-22 第五菊水ビル3階
■入場無料
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