研究や事業の準備段階とされる「しらべること」自体の魅力に着目する伊達伸明が、自己表現に帰着しないさまざまな活動の中から、過程や記録方法、蓄積などの魅力を紹介するシリーズ「しらべの細道」。
今回は動物イラストレーターの大友浩一郎さんの作品をご紹介します。
大友浩一郎さんは哺乳類、猛獣をはじめ、広く動物のイラストを描いています。
動物の全体像を描いた数多くの作品の中に、模様だけを切り取った一見なんの動物の絵かわからないユニークな作品群があります。
それらは抽象的な白黒ドローイングにも見えますが、実はすべてある動物の特定の部位の模様。
厳密に上下を守りながらマーカー系のペンで抽出されたりんかく線が織りなす絵肌から、大友さんの動物に関する緻密な観察と深い造詣が垣間見えます。
今回の展示では、大友さん自身の解説を交えつつ目からウロコの動物模様の世界へご案内します。
■開催日時:2017年12月1日(金)〜24日(日)11:00-18:00
(休室:月・火 [12月4・5日、11・12日、18・19日])
■入場無料
■展示会場:東北リサーチとアートセンター(TRAC)
〒980-0804 仙台市青葉区大町2-3-22 第五菊水ビル3階
TEL・FAX:022-397-7256
最寄り駅:地下鉄東西線「大町西公園駅」東1出口(徒歩1分)
ウェブサイトはこちら。
*関連トークイベント「なぜ?なに!どうぶつサロン」
2017年12月10日(日)15:00-16:30
参加無料/申込不要/直接会場へ
大友浩一郎さんが動物の魅力や作品についてお話しします。
【聞き手】伊達伸明(「しらべの細道」企画制作)
※当日は事業記録のために、映像・写真撮影を行う場合があります。
【お問い合わせ】
せんだいメディアテーク
TEL: 022-713-4483