仙台市宮城野区の東部に位置する新浜は、17世紀初頭から400年の歴史が続いてきた海辺の集落です。東日本大震災の津波により甚大な被害を受けましたが、町内会を中心に復興まちづくりの指針がまとまり、市民や行政、大学などの協同による支援の取り組みが進んでいます。一方、新浜の砂浜や砂丘、湿地の生き物とその生活環境も、予想を超える速さと広がりで回復してきています。被災から蘇りつつある生態系の今後を見守り、この地に続いてきた暮らしの伝統を振り返る試みを、新浜の安全安心の備えのひとつとして活かしたい。そうした思いで開始した東北学院大学を中心とする研究者とゼミ学生による協同研究の成果をご紹介します。
■日時:2019年2月25日(月)〜5月25日(土) 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日:日曜日、祝日、休日、大学の定める休館日(大学春休み中は土曜休館)
■会場:東北学院大学博物館
■入館料:一般200円
【お問い合わせ】
東北学院大学博物館
TEL:022-264-6917