見験楽学 さまざまな発見や体験を通じ、楽しく学ぶ。仙台・宮城のミュージアム情報サイトです。

SMMA東日本大震災 ミュージアム被災と復旧レポート
仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
(せんだいメディアテーク内)
電話:022-713-4483
ファックス:022-713-4482
電子メール:office@smt.city.sendai.jp
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ミュージアムユニバース2013 (レポートあり)
開催期間:2013年12月20日(金) 〜 2013年12月21日(土)
レポートを読む

 

仙台・宮城のミュージアム12 館が、施設を飛び出してメディアテークに大集合!各館の特色を、専門家によるトーク・イベントやものづくり、遊びを通して体験できます。ミュージアムの「すてき・ふしぎ・おもしろい」をもっと楽しくもっと学べる2日間です。

 


各館の専門家によるトークやクイズなどをお届けします。

日時:12月20日(金)

14:00~ 動物たちからの贈り物 ~派生物のいろいろ~
動物園には動物たちからのギフト(贈り物)、すなわち多くの動物の派生物(卵、糞、毛、皮、骨等)があります。
これら派生物は動物種や個体によって様々です。動物園内で日ごろ見ることができるものから、なかなかお目にかかれない珍しいものなど、多種多様な派生物について、楽しく・分かりやすく紹介していきます。

仙台市八木山動物公園飼育展示課

獣医師 松本浩明

飼育員 飯田雄一

15:00~ 北の森からの贈りもの ~北海道の森、氷河期の森~
地底の森ミュージアムの野外展示「氷河期の森」は、2 万年前の富沢の森を復元しています。 この復元に携わった前東北大学植物園園長・鈴木三男氏は、現在、北海道の東の外れの標津というところに居を構え生活しています。その鈴木氏から、森を復元する際のエピソードや、北海道の森での暮らし、そして森の役割やわたしたちのかかわり方についてお話しを伺います。

東北大学植物園
前園長 鈴木三男

地底の森ミュージアム
学芸員 長田麻里

16:00~ 昔の生きもの折りがみ教室
宮城県では、世界に自慢できる貴重な古生物の化石がこれまでいくつも見つかっています。 わたしたちの足元に眠る大昔の生きものたちを、折り紙でつくって現代によみがえらせよう! かつて、ふるさとの大地を舞台にくり広げられた生命たちの営みに、想いを馳せてみませんか?  →詳細はこちら

東北大学 総合学術博物館 (みちのく博物楽団)
白井孝明

17:00~ きみはアイソン彗星を見たか?
アイソン彗星は、11月末に太陽に大接近し、大彗星になると予想されています。その近況をご紹介しながら、彗星の正体は何か、どこから来たのか、彗星から何が分かるか、彗星は災いをもたらすというウワサは本当かなど、いろいろな疑問に答えます。  →詳細はこちら

仙台市天文台
台長 土佐誠

★アイソン彗星の写真を募集します!★
トークの中であなたの撮影したアイソン彗星の写真をご紹介しますので、プリントアウトして 当日にご持参ください。

※当日、撮影写真の情報として「氏名、撮影日時、場所、カメラ、天候、感想など」をシートにご記入いただきます。写真(A4版以内)をご持参のうえ、トーク開始の少し前までに会場にお越しください。
※時間の都合上、ご紹介できない場合があります。

18:00~20:00 SMMA企画 学芸員と話そう!ミュージアムの夢
学芸員のお仕事ってどんなもの? SMMA 参加館の学芸員と、ミュージアムの日常や、あなたが持っているミュージアムの夢を語り合いましょう。学芸員を目指す学生の参加も大歓迎です。

SMMA参加館 職員

日時:12月21日(土)

12:00~ クリスマスのはじまり ~歴史的考察~
クリスマスはいつ始まったのでしょう。なぜ12月25日なのでしょうか。かつては1月や3 月にイエス・キリストの誕生日を祝ったこともあったようです。また、モミの木のクリスマス・ツリーの意味は?ヨーロッパの歴史をさかのぼって、そのはじまりを考察します。  →詳細はこちら

東北大学総合学術博物館
助教 小川知幸

13:00~ 仙台市博物館からの挑戦状【冬の陣】 ~君も政宗通!~ 

仙台市博物館には伊達家関係の資料が数多く収蔵されています。その中から伊達政宗にまつわる資料を紹介しながら、どなたでも参加できるクイズイベントを行います。親子で、お友達同士でぜひチャレンジしてください。政宗の具足(よろい)レプリカも登場!

仙台市博物館
教育普及班

14:30~ 公開製作 石器をつくろう! ~旧石器人の技にチャレンジ~
石器時代や石器についての話をまじえながら、旧石器人の大切な道具・石器(やり先)を公開製作します。石器は旧石器時代と同じ方法でつくり、道具もシカの角などを使用します。一般の方々にも当日チャレンジしていただき、道具をつくることの大切さを伝える場としたいと思っています。つくった石器は持ち帰り可能です。

地底の森ミュージアム
学芸員 佐藤祐輔

16:00~ シネバトル ~ミュージアムユニバース版~ わたしのイチオシ映画はコレよ!
「シネバトル」はプレゼンターがそれぞれに好きな映画をアドリブで紹介しあい、誰が会場の関心を一番集めるかを競うゲームです。映画のいろいろな見方、楽しみ方を発表し合い、小学生から大人までどなたでも投票に参加、お楽しみいただけます。

せんだいメディアテーク
学芸員 清水有

 

 


ものづくりや遊びを通して各館の特色を体験していただけます。

日時:12月20日(金)

13:00~16:30 出前チャレンジ・ラボ シュワシュワ発泡入浴剤を作ろう!
重そうやクエン酸などの身近な材料を使って、お風呂に入れる発泡入浴剤をつくってみよう!作った入浴剤は持ち帰って、自宅のお風呂でお使いください。(1回の製作時間は約15 分)

スリーエム仙台市科学館
  
発泡入浴剤

 

13:00~17:00 縄文アイテムづくり
縄文の技と知恵を楽しく体験してみよう!石を削って磨いて作る縄文風オリジナルアクセサリー、粘土でつくる縄文ミニチュアグッズの2メニューが登場します!

仙台市縄文の森広場
  
石で作るオリジナルアクセサリー

 

13:00~17:00 昔なつかしのてづくりおもちゃ
けんだま、お手玉、おはじき、めんこ(ぱった)、福笑い、すごろく、輪投げなど、昔の子どもたちが遊んだおもちゃの体験コーナー。家でかんたんに手作りできるものもあります!冬休みのお楽しみにどうぞ。

仙台市歴史民俗資料館
  
ぱった(メンコ)

 

13:00~17:00 スイスイ水生昆虫のパラパラまんがをつくろう!
みなさんはゲンゴロウがどんなふうに泳ぐか知っていますか?昆虫やカエルなど、水の生きものたちはとってもおもしろい泳ぎ方をしています。水槽の生きものを見たり、CTスキャンで足の筋肉のつくりを見たりしながら、泳ぐ水生昆虫のパラパラまんがをみんなでつくってみよう!  →詳細はこちら

東北大学総合学術博物館
 パラパラまんが

 

13:00~19:00 グリーティングカードを贈ろう!
クリスマスからお正月までのデザインの型紙を用い、合羽刷りの技法でカードを染める体験ができます!カードはケナフ紙・木製カードから選べます。(製作時間は約15 分。木製のカードは各日とも50名まで)

東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
 グリーティングカード

 
 ▲トナカイ

  
クリスマスブーツ     ▲クリスマスツリー

 

日時:12月21日(土) 11:00~17:00   ※各イベント内容は20日(金)と同じです。

 

 

 
各館の情報はもちろん、ここでしか味わえない、とっておきの企画もご用意しています。

● SMMA
SMMAの紹介と、仙台市内のミュージアムのパンフレットの展示や配布等を行います。

● 歴ネット
仙台歴史ミュージアムネットワークについて紹介します。

● 仙台市縄文の森広場
 
仙台市縄文の森広場で体験できるメニューの見本品を展示します。

● 仙台市天文台
仙台市天文台のフリーペーパー『ソラリスト』のバックナンバーを展示します。

● 地底の森ミュージアム
特別企画「はにわの美」展の写真を紹介します。はにわを美的な側面から紹介し、複製品も展示します。

● 仙台市博物館
仙台市博物館の所蔵する資料の数々をパネルで紹介します。

● 仙台市八木山動物公園
動物公園を紹介するチラシやポスター、動物の派生品等を展示します。

● 仙台市歴史民俗資料館
県内最古の木造洋風建築である仙台市歴史民俗資料館の建物と活動を紹介します。

● 仙台文学館
仙台文学館とはどのような施設なのかを、写真パネルで紹介します。

● 東北大学総合学術博物館
フクイラプトルの等身大パネルの前で記念撮影ができます。「みちのく博物楽団」の活動も紹介します。 →詳細はこちら

● 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
芹沢銈介が制作した「グリーティングカード」や「年賀状」のデザインをパネルで紹介します。

● 宮城県美術館
宮城県美術館で開催する展覧会と教育普及活動を紹介します。

 

参加館のオリジナルグッズなどを販売。ミュージアムガチャガチャもご用意します。

ミュージアムガチャガチャ

ミニ半纏ふきん
【仙台市縄文の森広場】

上;大正15年仙台市全図(復刻版)
下;昭和27年仙台市街明細地図( 復刻版)
【仙台市歴史民俗資料館】

仙台文学館×古山拓illustration
絵はがき 【仙台文学館】

 


 

Museum Information
こども☆ひかりミュージアムストリート ~アエルで会える!全国のミュージアム~

2013年12月22日(日)23日(月祝)、仙台駅前AER(アエル)アトリウムにて、こどもひかりユースのみんなと全国7館のミュージアムで、楽しいプログラムを実施します。

 主催:こどもひかりプロジェクト

※イベントの詳細はリンク先、あるいは主催者までお問い合わせください。

 →詳細はこちら

 

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レポート
ミュージアムユニバース2013 レポート

ミュージアム12館の「すてき・ふしぎ・おもしろい」大集合

文:仙台・宮城ミュージアムアライアンス(SMMA)運営委員長 佐藤泰

 2013年の年末も押し迫った12月20、21日の両日、せんだいメディアテークの1階で「12館大集合!ミュージアムユニバース ~すてき・ふしぎ・おもしろい~」が開催されました。会場には子供から大人まで1400人近い市民が訪れ、自然や科学技術、歴史からアートにいたるまで、知的好奇心や遊び心を刺激するさまざまなトークや体験を楽しんでいました。

 主催したのは、仙台地域のミュージアム12館による連携事業体である、仙台・宮城ミュージアムアライアンス(SMMA)。SMMAは2009年に発足して以来、単館の力だけでは難しいミュージアムと地域の新しい関係づくりのために、共同での情報発信や媒体づくり、異なる館どうしの連携事業の開拓にとりくんできました。ミュージアムユニバースのように参加館全館が集まって同時にイベントを開催するのは、昨年度が最初で今回は2回目です。

 どこからでも出入りできる公園のような会場は、ステージのある「トークとイベントの広場」、ワークショップができる「体験の広場」、各館の紹介や最新情報がある「展示の広場」に分けられたほか、各館から持ち込まれたミュージアムグッズの販売コーナーも設けられました。「トークとイベントの広場」では、アイソン彗星の話、氷河期と北海道の森の話、クリスマスの歴史の話、歴史クイズや石器づくり教室など、各館の学芸員やスタッフによるタイムリーでバラエティに富んだ内容が、訪れた人々を引きつけていました。いつでもだれでも参加可能な「体験の広場」では、コーナーごとに縄文アクセサリー、型紙を使う版画によるカード、発泡入浴剤、ゲンゴロウパラパラまんがなど、手軽だけど奥の深い、ミュージアムならではの体験が用意され、子供たちだけでなく大人も夢中になって楽しんでいました。またミュージアムグッズのコーナーでは、ジャンルの異なる商品が並ぶことで思わぬ発見があり、たくさんの人が覗き込んではグッズを手にしていたほか、各館の缶バッジなどの小物を入れたガチャガチャコーナーも、ミュージアムがカプセルに入って出てくるようなわくわく感があって人気を集めていました。

 会場スタッフとして活躍する各館のスタッフやボランティアのなかで、今回ひときわ目立っていたのは、おそろいのTシャツを着た若者たち。参加館のひとつである東北大学総合学術博物館を活動拠点に一昨年から活動を開始した「みちのく博物楽団」のメンバーです。子供も楽しめるワークショップなどを通してミュージアムを支援することをめざし、館内だけなく被災地に出向いての活動で実績を積んできた「博物楽団」は、仙台でははじめての学生によるミュージアム支援グループでもあり、これからの発展がとても期待されます。今回のミュージアムユニバースには総合学術博物館のスタッフとして企画段階から参加し、新しい風を吹き込んでくれました。ガラス越しに光のページェントが見える20日の夜、親子連れが家に帰る時間帯をねらって行った「学芸員と話そう!ミュージアムの夢」も、彼等の発言がきっかけとなって企画に結びついたと言えます。歳の離れすぎた私が進行役というのがすこし残念?ですが、SMMA参加館から若手学芸員3名と、ミュージアムに関心のある学生たちが車座になって、それぞれの立場からのミュージアムへの思いや本音を語り合えたのはとても良かったのではないかと思います。震災が引き金となって、若者たちの意識が、以前にもまして地域の文化を足下から創っていくことに向いてきた気がします。そんな若者たちの思いを受け止める場のひとつがミュージアムでもあるとするなら、学芸員になるならないは別として、運営する側も利用する側も、みんなで理想のミュージアムを創り育てていけるような場と機会をもっと広げていく必要があるでしょう。私は今回の「ミュージアムの夢」を通じて、未来を担う若者たちによるミュージアムをめぐる活動が、これからどんどん広がっていく夢を見ました。

 ミュージアムユニバースが終わった翌日からの2日間は、別会場で西日本のミュージアム関係者のネットワークによる「こども☆ひかりミュージアムストリート」が行われ、こちらも企画運営に参加した地元学生たちのパワーが発揮されました。歳末の仙台で行われたふたつのイベントによって、ミュージアムの連携が、若者たちの参加をうながす確かな受け皿ともなりつつあることを、図らずも実感させる4日間となりました。

 

  

 ※2013年度SMMA参加館一覧(あいうえお順):スリーエム仙台市科学館、仙台市縄文の森広場、仙台市天文台、仙台市博物館、仙台文学館、せんだいメディアテーク、仙台市八木山動物公園、仙台市歴史民俗資料館、地底の森ミュージアム(仙台市富沢遺跡保存館)、東北大学総合学術博物館、東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館、宮城県美術館

※本原稿は雑誌『ミュゼ  Vol.106』(2014年1月25日発行号)にも掲載の予定です。

 

▼会場の様子は事務局スタッフがレポートします。

 【トークとイベントの広場】

動物のお世話の裏話から石器作りやクリスマスの歴史的成り立ちまで!
硬軟織り交ぜた各ミュージアムの目玉ワークショップやとっておきのトークが大集合。どの回も立ち見が出るほどの大盛況でした。

▲動物の生態を、骨に触って実感。八木山動物公園の「動物たちからの贈り物 ~派生物のいろいろ~」

▲折り紙で古生物に会える!みちのく博物楽団の「昔の生きもの折りがみ教室」

▲あなたの知らない伊達政宗が現れました。仙台市博物館の「仙台市博物館からの挑戦状【冬の陣】 ~君も政宗通!~」

▲石器時代にタイムスリップ?地底の森ミュージアムの「公開製作 石器をつくろう! ~旧石器人の技にチャレンジ~」

▲自分自身のイチオシ映画でバトル!せんだいメディアテークの「シネバトル ~ミュージアムユニバース版~ わたしのイチオシ映画はコレよ!」

 

【体験の広場】

 

出前チャレンジ・ラボ シュワシュワ発泡入浴剤を作ろう!(スリーエム仙台市科学館)
 クエン酸や重曹を混ぜて発泡入浴剤をつくっています。
 お好みの色や香りもつけて、子どもたちは大満足。シュワシュワのお風呂に入って科学を体感!?

 

縄文アイテムづくり(仙台市縄文の森広場)
 石を削って磨いて、縄文風アクセサリーをつくっています。
 根気よく磨いて、滑らかな丸みを帯びた勾玉や雪だるま形など、個性的な作品が生み出されました。

 

スイスイ水生昆虫のパラパラまんがをつくろう!(東北大学総合学術博物館)
 ゲンゴロウのスタンプを押して、パラパラマンガをつくっています。
 パラパラすると、あら不思議、ゲンゴロウの泳ぎ方がよくわかります。
 本物のゲンゴロウも観察しました!

 

昔なつかしてづくりおもちゃ(仙台市歴史民俗資料館)
 わなげやお手玉、がりがりとんぼなど、なつかしい遊びを体験しています。
 子どもも大人もつい熱中してしまう、てづくりおもちゃ。その奥深さを感じます。

 

グリーティングカードを贈ろう!(東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館)
 クリスマスツリーやトナカイの型紙を使って、グリーティングカードをつくっています。
 素敵な色合いに仕上げたカードで、誰かに気持ちを伝えられたでしょうか。

 

【展示の広場】

展示の広場には、SMMA参加館のスタッフから、みなさんにお伝えしたい”ミュージアムの楽しむためのとっておき情報”がたっぷり。
情熱を感じるコーナーとなりました。

  

  

 

 

【ミュージアムグッズショップ】

ミュージアムユニバース2013では、参加館のオリジナルグッズなどを販売する
 ミュージアムグッズショップをはじめて実施しました!

SMMA参加館の色とりどりのオリジナルグッズが店頭に並びました。

こちらがミュージアムガチャガチャ

オリジナル缶バッジなど参加館の特色を生かした商品が買えるとあって、
 ミュージアムユニバースにご来場のお客様の目を楽しませていました。

参加館のオリジナルグッズのなかでも大人気だったのが、仙台市歴史民俗資料館の古地図。
 じっくりとご覧になるお客様が多くいらっしゃいました。

 

 

 

 

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