せんだいメディアテークでは、フランスを拠点に国際的に活躍するアーティスト川俣正さんとともに、長期的なプロジェクト「仙台インプログレス」を展開しています。これは、東日本大震災の津波で被災した仙台市沿岸部に関わるプロジェクトで、現在は宮城野区岡田の新浜地区で、津波で流された貞山運河の橋を架けなおすプロジェクトを進めています。この展示では、2018年夏の滞在時の活動を、写真や映像、模型等でご紹介します。会期中には、模型に基づいた造形ワークショップも開催します。また、貞山運河研究所が主催するフォーラムに川俣さんがパネラーとして登壇します。
(※詳しくはこちらをご覧下さい。)
■日時:2019年2月1日 (金)-3月17日(日) 9:00-22:00 ※2月28日(木)のみ休館
■会場:せんだいメディアテーク 7階
■入場無料
〜川俣正(かわまた・ただし)〜
1953年北海道三笠市生まれ。1982年第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ、1987年ドクメンタ8ほか出品多数。2005年横浜トリエンナーレ総合ディレクター。1999年東京藝術大学先端芸術表現科主任教授に着任、現在はフランス、パリ国立高等芸術学院の教授。既存の美術表現の枠組みを超えていく試みを実践してきた。建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ分野とかかわり、海外でもっともよく知られている日本人アーティストのひとり。(http://www.tadashikawamata.com/)
**関連イベント**
「貞山運河であいましょう 貞山運河フォーラム〜具体的活躍に向けて〜」
貞山運河をみんながもっと楽しめる「ひろば」とするためのフォーラムです。東日本大震災の津波で被災した貞山運河は、宮城県沿岸部を流れており、「仙台インプログレス」は仙台市市内の運河沿いに展開していく予定です。今回、川俣正さんがパネラーとして登壇します。
■日時:2月17日(日) 12:00〜16:30
■会場:せんだいメディアテーク1階 オープンスクエア
■入場無料・申込不要
《フォーラム》
■時間:13:00-15:30
■内容:
○第1部 基調講演 「貞山堀と私」
・時間:13:10 – 14:00
・講師:佐伯一麦(作家)
○第2部 パネルディスカッション「ひろばとしての貞山運河」
・時間:14:10 – 15:30
・パネラー:
上原啓五(貞山運河研究所 運営委員長)
川俣正(アーティスト)
菅原正徳(カワラバン 代表)
平吹喜彦(東北学院大学 地域構想学科 教授)
コメンテーター 遠藤智栄(地域社会デザイン・ラボ 代表)
ファシリテーター 黒田清志(最上峡芭蕉ライン株式会社 取締役)
《展示》
・時間:12:00-16:30
・内容:活動紹介パネル ほか
**関連企画**
平成30年度仙台市宮城区文化センター震災復興交流事業「あなたのオモイ それぞれのカタチ」
「仙台インプログレス」のパネル・映像展示や、TRAC「とある窓」展の作品(一部)を展示します。
■日時:2019年2月22日(金)〜24日(日) 9:00〜21:00(最終日17:00まで)
■会場:仙台市宮城野区文化センター
■入場無料・申込不要
【お問い合わせ】
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
TEL : 022-713-4483 / E-mail: artnode@smt.city.sendai.jp
アートノードウェブサイト https://artnode.smt.jp/