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SMMA東日本大震災 ミュージアム被災と復旧レポート
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企画展 3.11現場の事実×心の真実「それでも、下水は止められない。」~東日本大震災・南蒲生浄化センターの知られざる闘い~
2019年7月7日(日)まで期間を延長して開催いたします

仙台の東には、果てしなく広がる水平線がある。どこまでも美しい海に向かって、100万都市の汚水は流れてくる。人間が汚した水を、瀬戸際で清浄に返す場所。あの日、仙台市の下水の約7割を処理する『南蒲生浄化センター』を大津波が呑み込んだ。大災害が起ころうとも、人の営みは続いていく。人の営みがある限り、下水は止められない。機能の多くを失っても、誇りをかけて、仕事を遂げた人たちがいた。

■開催期間:2019年1月22 日(火)〜 7月7日(日) 10:00ー17:00 ※7月7日(日)まで期間を延長いたします。
■開催場所:せんだい3.11メモリアル交流館 2F展示室
■入館無料
■展示内容

津波で壊滅的な被害を受けた南蒲生浄化センターはその日から、気の遠くなるような闘いが始まっていました。施設で40年働き続ける職員など複数のインタビューをもとに、職員の言葉、写真、映像、イラストでそのドラマを伝えます。
※南蒲生浄化センター製作の英訳付DVDを展示室でご覧いただけます〈主催〉せんだい3.11メモリアル交流館〈共催〉仙台市南蒲生浄化センター

 

**展示関連企画**

①あの日を伝える「南蒲生浄化センター・第三ポンプ場」へ
地上四階建て、壁面がまともに津波の衝撃を受けた状態を残す「第三ポンプ場」は、太平洋の水際に建っています。当時に思いを馳せ、そして、再生した私たちの浄化センターの理解を深めるツアーです。

■日時:2019年3月2日(土) ①10:00~12:00 ②14:00~16:00
■申し込み:2019年2月6日(水)10:00より電話またはメールにて[各回20名程度]
※せんだい3.11メモリアル交流館1Fに集合し、貸切バスで移動します。

 

②朗読「それでも、下水は止められない。」~Team Sendai(ふりがな:チームセンダイ)の取り組み~
自治体職員は、被災現場でどのような体験をし、どう感じ、いま何を伝えたいのか。そして100年後の人たちにどう伝えていけるのか。仙台市職員有志で結成されたTeam Sendai(ふりがな:チームセンダイ)が、震災時の経験を後世に伝える取り組みの中から、朗読と映像、日頃の活動等を紹介します。

■日時:2019年3月9日(土) 13:30~15:30
■申し込み:2019年2月6日(水)10:00より電話またはメールにて[先着50名程度]

 

③うんち大研究!~トイレからまなぶ下水道~
子どもたちに大人気の「ウンコビッチ博士」が、うんちができるまでの身体の仕組みから下水道の役割、資源化などについて、クイズや実験で楽しく紹介。災害時のトイレについてもみんなで一緒に考えましょう!

■日時:2019年3月21日(木・祝)①10:30~11:30 ②13:00~14:00 ③15:00~16:00
■対象:小学生と保護者 *ごきょうだいでの参加の場合は未就学児も可
■申し込み:2019年3月6日(水)10:00より電話またはメールにて[各回先着12組程度]

 

④メモ館「常設展+企画展」解説ツアー
仙台市の震災被害や復旧・復興の状況などを伝える「せんだい3.11メモリアル交流館」の常設展と、今回の企画展を解説付きで巡ります。

■日時:①2019年2月14日(木)、②3月16日(土)、③4月9日(火)いずれも10:30-12:00
■申し込み不要 直接せんだい3.11メモリアル交流館1Fにお越し下さい。

 

空間構成〉大沢佐智子、〈内容構成・映像ディレクション〉谷津智里、〈ビジュアルデザイン〉Skystars.LLC、〈映像〉さとうたいち、〈製作〉FactoryK、〈英訳〉Nancy H. Ross

 

**「それでも、下水は止められない。」**

10mを超える津波の衝撃を目の当たりにした。このままでは緊急放流ゲートは開放できない。長年使われていない旧第五ゲートなら手動で開けることができるかもしれない。しかし、そこは私たちが避難している管理棟からかなり距離のある海側で、津波警報は解除されておらず、しかも手動のハンドルは直径45センチに満たないうえ、さび付いて動かないかもしれない。計画は日の出を待ち、使命感に駆られた6名によって実行され、ともかくの放流を確認することができた。救助された自衛隊ヘリから見下ろせば、どこまでも続くモノクロームの世界。か、と思いきや、東部道路の向こうには色鮮やかな人間世界が広がっていた。「ヤバい!街が活きている!下水を止めるわけにはいかない!」地上四階建て、最も海側に建っている南蒲生浄化センター第三ポンプ場の巨大な壁は、まるで超能力者がボコッと潰したように全面がへこんでいる。旧第五ゲートはそのすぐ脇にあった。「私たちは海を見て仕事をしている」津波を見た職員がつぶやいた。その姿は、100万都市仙台市民の暮らしを背中に負い、下水を浄化して自然の海に返す仕事への誇りを物語る。新しい南蒲生浄化センターの完成まで、10年かかると言われたところを4年で竣工。その間は奇跡と思われる数々の場面があったが、それらは仙台市下水道の歴史が今にして成し得た「裏方の英知」だったのだ。

せんだい3.11メモリアル交流館
館長 八巻 寿文

 

【お問い合わせ】
せんだい3.11メモリアル交流館
TEL: 022-390-9022

 

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