“障害のある”作家たちがつくった作品と、彼らの手さぐりの歩み
大竹 徹祐
きょうこ
工藤 生
塗 敦子
松浦 繁
魅力ある作品をつくる障害のある作家たち。本展では、彼らの作品を紹介するとともに、「なぜこの人はこの作品をつくるのだろう?」という背景をひもときます。
一言に作品と言っても、「どうしてつくり始めたのか」「なんで続けているのか」など問うていくと、その歩みはさまざまに異なるでしょう。特に障害のある作家の中には、一般的なコミュニケーション手段を使うことが難しかったり、心身に関わる制限により使える道具や環境が限られたりする人もいます。彼らが作品をつくり発表するまでのプロセスには、個人としての理由や動機のほかに、家族や介助者との共同作業、社会福祉的な試みの跡などが多く含まれています。しかしそこには、“障害のない”作家の営みとの違いよりも、作品をつくり発表することの奥底に共通する何かを見つけることが出来そうです。
■開催日時:2018年3月23日(金)〜4月22日(日)12:00-18:00(休室:月・火曜日)
■会場:TRAC 東北リサーチとアートセンター
■入場無料
*展覧会関連イベント(すべて参加無料/要申込[各回定員20名・先着順])
◆3月25日(日)13:00-16:00 作家さん大集合!!
参加作家による作品解説やライブペインティング、サイン会などを行います。
◆4月7日(土)14:00-16:00 てつがくサロン“作品を見るとは?”
参加者同士の対話を通して、テーマについてじっくりと考えを深めます。
ファシリテーター:瀬尾夏美(一般社団法人NOOK)
ファシリテーショングラフィック:中村大地(一般社団法人NOOK)
◆4月15日(日)14:00-16:00 ギャラリーツアー
企画者による展示解説と、展覧会の振り返りを行います。
ナビゲーター:一般社団法人NOOK、特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン
※申込先:TRAC 東北リサーチとアートセンター
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TEL: 022-713-4483