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11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展
開催期間:2015年07月17日(金) 〜 2015年08月23日(日)
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絵本「11ぴきのねこ」シリーズは、好奇心旺盛で、貪欲で、ちょっとずるいところもあるけれど、なぜか憎めない11ぴきのねこたちが繰り広げる物語。1967年の第一作誕生から今日まで、そののびやかな表現とユーモア溢れるストーリーによって、多くの子どもたちに愛されてきました。

作者の馬場のぼる(1927-2001年)は青森県三戸町に生まれ、戦後、漫画家としてデビュー。親友でもあった手塚治虫や福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれるほどの人気を博します。その後、大人漫画も手掛けるようになりますが、漫画でも絵本でも、そのおおらかな作風が変わることはありませんでした。
本展では、「11ぴきのねこ」シリーズをはじめとした絵本や漫画の原画、スケッチなどの資料を通して、馬場のぼるの作品が織りなす魅力をご紹介します。

■会期:
2015年7月17日(金)~8月23日(日)
■会場:
仙台文学館
■観覧料:
一般500円、高校生200円、小・中学生100円
※30名以上の団体は2割引
※「どこでもパスポート」を持ってくると、小・中学生は無料になります。

 

【関連イベント】

1.「ころっけポーチ」をつくろう
馬場のぼるの作品に描かれるおいしそうな“ころっけ”をイメージしたファスナー付のポーチを手縫いでつくります。
□講師:イトウユウコ(布物作家)
□日時:7月25日(土) 1回目10:00~12:00 2回目14:00~16:00
□会場:仙台文学館 ゆったりのへや
□定員:各回15名(抽選)
□参加費:600円
□対象:小学生以上(小学生の方は、保護者の方といっしょにご参加ください
□申込:往復はがき1枚につき1名。名前、住所、年齢、電話番号、イベント名、希望時間を明記の上、仙台文学館へ。
□締切:7月10日(金)必着

 

2.紙飛行機おじさんがやってくる
紙飛行機おじさんが考えたオリジナルの紙飛行機をつくって飛ばしてみよう。
□講師:大塚恒敏
□日時:7月26日(日)、8月1日(土) 10:30~12:00、13:00~15:00
□会場:仙台文学館 1階エントランスロビー
□参加費:折り紙代(3枚あたり10円)
□対象:未就学児のお子さまは、保護者の方といっしょにご参加ください
□申込:不要・直接会場へ

 

3.羊毛フェルトで「11ぴきのねこ」をつくろう
羊毛フェルトで「11ぴきのねこ」のマスコットをつくります。
□講師:もわもわ*びより
□日時:8月2日(日) 1回目10:30~12:30 2回目14:00~16:00
□会場:仙台文学館 ゆったりのへや
□定員:各回20名(抽選)
□参加費:1,000円
□対象:小学生以上
□申込:往復はがき1枚につき1名。名前、住所、年齢、電話番号、イベント名、希望時間を明記の上、仙台文学館へ。
□締切:7月17日(金)必着

 

4.小さな和綴じノートをつくろう
針と糸をつかって、小さなノートをつくります。
□講師:仙台文学館学芸員
□日時:8月5日(水)、12日(水)、19日(水) 14:00~15:00
□会場:仙台文学館 ゆったりのへや
□定員:各回6名(先着)
□参加費:300円
□対象:未就学児のお子さまは、保護者の方といっしょにご参加ください
□申込:電話・FAXいずれかで仙台文学館へ(FAXの場合は、名前、年齢、電話番号、イベント名、お申込み人数を明記してください)。
□締切:開催日の前日

 

【そのほか】

◯ぶたの家
『11ぴきのねことぶた』に描かれる「ぶたの家」が展示室に出現!
◯手作りコーナー
「11ぴきのねこ」のお面をつくろう。
その他にもしおりや、ぶんぶんごまなどをつくれるよ。(材料費が10円~50円程度かかります)
◯絵本のへや
2,000冊の絵本や児童書があります。

 

【お問い合わせ】
仙台文学館
TEL: 022-271-3020

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レポート
「11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展」レポート

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笹の葉も軒端に揺れる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。SMMA事務局吉田です。
先日は七夕まつりで大賑わいの仙台市街でしたが、仙台文学館ではこんなすらりとした七夕飾りが飾られていました。

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よく見ると。

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にゃご!

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というわけで今回は仙台文学館で開催中の特別展「11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展」(7/17(金)〜8/23(日))に行ってきました。

 

みなさんご存知のとおり、仙台文学館の受付は2階にあります。
なので今回も2階の入口から入館したのですが、なにやら階下から子どもたちの声が。

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吹き抜けから1階を見下ろしてみると、子どもたちが11ぴきのねこよろしくにゃごにゃご賑やかに過ごしていました。実はこれ、会期中常設されている「手づくりコーナー」(8/22を除く)。11ぴきのねこのお面やぶんぶんごま、ペープサートにしおりなどを作ることができます。ほかにも親子で参加できるワークショップやお話会も開催されている、もりだくさんの特別展なのです。

 

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さて展示室に向かう階段を昇る前にこちらの机にご注目。今回の特別展を楽しむためのクイズシートを配布しています。展示をよく見てクイズの答えを書いたら、1階で答え合わせをしましょう。全問正解できたらスタンプを押すのを忘れずに。

 

いよいよ展示室に入ります。

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「11ぴきのねこ」の作者・馬場のぼる(1927〜2001)は青森県三戸町の出身です。戦後漫画家としてデビューし、親友でもあった手塚治虫や福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれ人気を博しました。その後大人漫画も手がけるようになりますが、漫画でも絵本でも、そのおおらかな作風が変わることはありませんでした。
今回の展示では子どもの頃から絵を描くのが大好きだった馬場のぼるの幼少期の作品に始まり、「11ぴきのねこ」シリーズを始めとする人気絵本の原画の数々、遺作となった「ぶどう畑のアオさん」の原画など、馬場のぼる作品のおかしみにどっぷり浸かれる展示となっています。
馬場のぼるは、おかしさは人間のかなしさを描くことで生まれると述べています。馬場のぼるの描く「11ぴきのねこ」のねこたちはちょっとずるくて貪欲で、でも憎めないところが魅力ですし、話の結末もふつうの児童絵本とはちょっと違いますが、それは人間の持つどうしようもない性質がねこたちを通して描かれているからこその魅力、面白さではないかと思います。

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たとえば馬場のぼるといえば「11ぴきのねこ」が有名ですが、私はこのキャラクターたちが登場する「きつね森の山男」もよく覚えています。キツネと殿様の戦いなど気にも止めず大好きな大根作りに励んでいただけの山男が、その大根で結局すべてを解決してしまうところが面白い作品だと思います。自分の好きな大根に向かってとにかく突き抜けてしまっているどうしようもない山男ですが、そのどうしようもなさにはキツネも殿様もかなわなかったわけです。

 

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展示室の奥ではそんな馬場のぼるの朗読を聞くことができます。展示室にぼわぼわ響く、馬場さんの低い声。子どもも大人も愉快なお話に興味津々の様子でした。

 

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さらに展示室の出口付近には『11ぴきのねことぶた』に登場するぶたの家が!
こちら撮影OKですので後ろから、中から、ご自由にお撮りください。

 

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そして家の後ろには「絵巻絵本 11ぴきのねこマラソン大会」が展示されています。
絵本に登場するたくさんのねこやキャラクターの間をすり抜け走る、マラソン大会の結果やいかに。

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個人的には、たいへんな目に遭ってしまっている飛行船の顛末も見届けていただきたいところです。

 

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お帰りの際には絵本やグッズをチエックするのも忘れずに!

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特別展「11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展」は8月23日(日)まで開催中にゃご。

 

 

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