風や水のエネルギーをとらえて動く彫刻に取り組んできた新宮晋(しんぐう すすむ)さんは、東日本大震災の発生をうけて、兵庫県を中心に「元気のぼり」のプロジェクトを展開しています。その励ましの声に応え、復興への思いを共有する場となることを願って、新宮さんによる講演会とワークショップが催されます。
ウインドキャラバン(ブラジル)
【 講演会「この星に生まれて」 】
地球の呼吸ともいえる風。循環する血液にも似た水。そのダイナミックで微妙なリズムを、新宮さんは作品に表現してきました。この星のすばらしさ、かけがえのなさを、多くの人々に伝えたいという強い思いはやがて、作品をコンテナに詰め、風を求めて世界中を旅する「ウィンドキャラバン」のプロジェクトに結実します。大自然の中に展開する作品群をめぐって、人々との温かな交流の輪がそこに生まれました。これらの体験を素材に、自然環境と人間のかかわりについてお話しします。
■日時: 2012(平成24)年4月21日(土)
13:30-15:00(開場13:00)
■お話し: 新宮晋氏(彫刻家)
■会場: 宮城県美術館 アートホール(佐藤忠良記念館地階)
■定員: 100名
■お申込み: 不要。当日直接会場へお越しください。
元気のぼりワークショップ(兵庫県美術館)制作
【 ワークショップ「元気のぼりをつくろう」 】
東日本大震災をうけて、新宮さんはアートプロジェクト「元気のぼり」を立ち上げました。「元気のぼり」には、鯉のぼりの形をした布に、東北復興への願いを込めた絵やメッセージが描かれています。これまで同じく震災を経験した兵庫県をはじめ、海外の人々を含む500人以上が制作に参加しました。こうして作られた復興へのエールである「元気のぼり」およそ100本が、宮城県美術館にやってきます。
新宮さんと一緒に「元気のぼり」をつくり、これと合わせて一緒に春の風に乗せ、空に向かって泳がせてみませんか。
■日 時: 2012(平成24)年 4月22日(日) 10:00-16:00
■制作場所 : 宮城県美術館 創作室
■定 員: お申込み先着順20グループ (1グループ3名以上)
■材料費 : 1,000 円(1グループにつき)
■「元気のぼり」の展示 : 4月22日(日) ~5月20日(日) 宮城県美術館北庭などで
元気のぼりワークショップ(兵庫県美術館)できあがり
■申込み方法:
参加は家族などグループ単位( 1グループ 3 名以上)とし、グループの
(1) 代表者の氏名・住所・電話番号
(2) 参加人数
(3) お子様が参加される場合は年齢もしくは学年(小学生以下の場合は保護者同伴)
を下記まで電話または直接お申し込みください。
申込み先:
宮城県美術館 教育普及部
電話: 022-221-2114 (創作室)
ファクス: 022-221-2115
〒980-0861 仙台市青葉区川内元支倉 34-1
【お申込み・お問合わせ】 宮城県美術館 教育普及部 TEL: 022-221-2114(創作室)