今から24年前の1988(昭和63)年、富沢遺跡から2万年前の森林跡や生活跡が発掘され、世界的な発見となりました。その氷河期の復元画を生き生きと描いたイラストレーター・細野修一氏が、今年8月14日に急逝されました。
細野氏の代表的な作品としては、現在も地底の森ミュージアム内に展示されている、富沢遺跡に関わる常設展示のほかに、企画展等での多数のイラストなどがあげられます。
また、現在も地底の森ミュージアムで販売されている『跡 大地の思い出』も、このような多彩な作品の中から生まれました。
この原画展では、旧石器時代(氷河期)に関わる復元画のほか、原画および作成過程にかかわるデッサンなども展示いたします。氏の幅広い作品から、その業績と優しい人柄を回顧し、旧石器時代への理解を深めます。
【展示風景】
9月30日よりご遺族様のご厚意により絵本『旅』の原画3点を追加展示しております。
※10月1日は休館です
◆2012(平成24)年9月20日(木)~10月4日(木)
9:00~16:15(入館は16:15まで)
◆地底の森ミュージアム 研修室・展望ラウンジ
【関連イベント】
絵本『跡 大地の思い出』の読み聞かせ
2012(平成24)年9月30日(日)
14:00~15:00
地底の森ミュージアム 地下展示室入口
※事前申込不要です。当日直接会場までお越しください。
【お問い合わせ】地底の森ミュージアム(仙台市富沢遺跡保存館)
〒982-0012 仙台市太白区長町南4-3-1
電話:022-246-9153 FAX:022-246-9158
Eメール:t-forest@coral.ocn.ne.jp