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SMMA東日本大震災 ミュージアム被災と復旧レポート
仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局
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記録と想起・イメージの家を歩く
開催期間:2014年11月15日(土) 〜 2015年01月12日(月)

東日本大震災の後、まもなくして、せんだいメディアテークは、この未曾有の出来事を映像などで記録する活動「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(以下、わすれン!)をはじめました。せんだいメディアテークは、メディアとは何かということを確認しながら、その活用を実践していく場所です。震災に直面した当館は、その役割に立ち返り、TVや新聞には扱われようのないほどに繊細な、被災下の日々の生活を記録しようと考えました。「わすれン!」は、専門知識の有無に関わらず、記録を公に開く意志を持った人が参加する仕組みです。ですから技巧的な演出よりも、被災下の生活者の目線に沿うことを大切にした記録が多く、それらには災害と向き合う人の姿が自然なかたちで現れています。

 メディアテークではこの活動をとおして、普段は無自覚的な情報の消費者であるわたしたちが、自ら意識的にメディアを用いることで、メディアによって拡張された自分の身体を再発見できるのではないかと考えました。そして、最新のメディアに身を任せ、操られるように振る舞うのではなく、人間の身体を基本とした日々の生活の中に、それらの技術を再配置することへつながるのではないかと考えたのです。

 2011年から12年にかけて、このような震災後のメディアテークの活動に賛同して集った人たちの拠点となるべく、「わすれン!」のスタッフのひとりが自宅を共同生活場所として開いていました。毎晩その台所では、記録や表現について議論が交わされ、やがてそれはすぐれた活動成果へと結実していきました。生活の重要な部分をつかさどる台所には、衣食住と表現活動を不可分とする身体の本質が現れてくるのかもしれません。本展では、このような充実した対話の場としての生活空間の可能性を展示として活かし、「わすれン!」の記録と対面する、映像のための家をつくり出します。そして、さまざまな記録映像と連続する生活空間のなかに、震災を経たいまこそ希求される「メディア・リテラシー」(メディアの読み書き能力)の切実な在り方を問いなおそうとするものです。

展覧会参加作家
伊藤照手、岩崎孝正、川名まこと、川村智美、木村グレゴリオ、Yako Kimura、小森はるか、酒井耕、佐藤貴宏、鈴尾啓太、瀬尾夏美、高野裕之、高橋哲男、長崎由幹、中村友紀、濱口竜介、早川由美子、藤井光、細谷修平

会場設計:関本欣哉  デザイン:有佐祐樹

■会期:
2014(平成26)年11月15日(土)~2015(平成27)年1月12日(月)
■休館日:
11月27日、12月29日から1月3日
■公開時間:
11:00~20:00
■会場:
せんだいメディアテーク6階ギャラリー4200 
■料金:
一般(大学生・専門学校生含む)100円、高校生以下無料 (豊齢手帳、障がい者手帳をお持ちの方は半額)
■主催:
せんだいメディアテーク(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)
■助成:
一般財団法人 地域創造  芸術文化振興基金
■後援:
NHK仙台放送局、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、河北新報社、朝日新聞仙台総局、読売新聞東北総局、毎日新聞仙台支局、産経新聞東北総局、仙台リビング新聞社、せんだいタウン情報S-Style、エフエム仙台、ラジオ3

 

 

【関連イベント】

ギャラリーツアー

メディアテークの学芸スタッフや本展参加作家と一緒に展覧会をみるツアーです。作り手と一緒に展覧会場を歩いてみませんか。

■日時:
11月16日(日)、23日(日)、12月7日(日)、14日(日)
各日14:00~16:00
■会場:
せんだいメディアテーク6階ギャラリー4200
■対象:
小学校高学年以上各回10名(抽選)
■参加費:
無料
※ただし、展覧会入場料は別途かかります。
■申込み:
メールまたはFAXにて希望日、氏名、住所、年齢を記入し、前日までにせんだいメディアテーク企画・活動支援室 「記録と想起展係」までお申し込みください。
※定員に達した場合は、抽選となります。

mail:office@smt.city.sendai.jp
FAX:022-713-4482

台所の声-よみかたり-

台所という場から想起される、詩をはじめとしたさまざまな言葉たちを、朗読をとおして声で鑑賞し、語り合います。誰かの言葉を自分の声で語りなおしたときに見えてくる風景や感覚を大切にし、それについて語り合うことで、鑑賞の奥深さや楽しさを体験していきたいと思います。

■日時:
11月29日(土) 15:00~17:00
■会場:
せんだいメディアテーク6階ギャラリー4200ホワイエ
■参加無料、申込不要、直接会場へ
■主催:
房内まどか・みかみ凜/せんだいメディアテーク(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)
■助成:
一般財団法人 地域創造

てつがくカフェ「震災とメディア技術」

てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、「対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。

■日時:
11月30日(日) 15:00~17:00
■会場:
せんだいメディアテーク6階ギャラリー4200ホワイエ
■参加無料、申込不要、直接会場へ

上映会

わすれン!参加者による映画作品と、同じく参加者で映画監督の濱口竜介が選定した作品をあわせて上映します。

■日程:
12月19日(金)、20日(土)、21日(日)
■会場:
せんだいメディアテーク7階スタジオシアター
■料金:
各回500円
(12月19日は1,000円でトークイベントを含む、12月21日は無料上映プログラムあり)

〈上映スケジュール〉

12月19日(金)

19:00:『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』監督:藤井光 ※上映後トークイベントあり

12月20日(土)

10:00:『なみのおと』監督:酒井耕、濱口竜介
14:00:『飯舘村 わたしの記録』撮影/監督:長谷川健一、編集/構成:細谷修平
     『村に住む人びと』監督:岩崎孝正
17:00:『夜の女たち』監督:溝口健二
19:00:『ポンヌフの恋人』監督:レオン・カラックス

12月21日(日)

10:00:『なみのこえ 気仙沼』監督:酒井耕、濱口竜介
13:00:『なみのこえ 新地町』監督:酒井耕、濱口竜介
16:00:『夏時間の庭』監督:オリヴィエ・アサイヤス ※無料上映
 
※開場は上映開始時間の10分前です。

 

【お申し込み・お問い合わせ】
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
TEL:022-713-4483  FAX:022-713-4482
mail:office@smt.city.sendai.jp

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