宮城県の小牛田駅と山形県の新庄駅を結ぶ陸羽東線は、1917(大正6)年11月に全線が開通し今年で100周年を迎えます。
沿線は鳴子峡など豊かな温泉や名勝に恵まれ、昭和中期より都市圏から「週末列車」が走る観光の足として利用されてきました。
近年では「湯けむり」を冠したSL牽引の臨時列車などが話題をあつめ、
また、臨時快速「リゾートみのり」が走るなど、鉄道ファンや市民に親しまれてきました。
さらに鉄道輸送の全盛期には、太平洋側の幹線と日本海側の幹線を結ぶフィーダー線として、
災害時の臨時運行や、山形新幹線工事中の迂回路としても重要な役割を担ってきました。
陸羽東線は、古川駅で東北新幹線に接続し、観光の面ではいろいろな可能性を秘めているといわれていますが、
一方、今も単線で電化されておらず、過疎化の中で厳しい運営を余儀なくされているのも事実です。
今回は陸羽東線の歴史をたどりながらその変遷や沿線の様子を紹介し、路線の魅力を探ります。
▪️開催日時:2017年12月5日(火)〜2018年3月3日(土)10:00-16:00
(休館日:毎週日・月曜日、および祝日)
※そのほか、臨時休館日についてはチラシまたはこちらをご確認ください。
▪️会場:東北福祉大学・鉄道交流ステーション(〒981-8523 仙台市青葉区国見一丁目19-1 ステーションキャンパス館3F)
▪️入場無料
*鉄道模型館(TFUスカイトレイン)も開館します!
全線350mのレイアウトがいよいよ完成!
ラック式レールの登山線、日本最長のスイッチバック線など、さまざまなしくみの路線をお楽しみください。
▪️開館日:展示室開館日の各土曜日 11:00-16:00
講師:眞船直樹(酪農学園大学名誉教授、現北海道大学病院医師、鉄道文化観察人)
日時:2018年1月27日(土) 13:30より
会場:東北福祉大学ステーションキャンパスS300教室
定員:100名。参加自由。
(詳しくは鉄道交流ステーションまでお問い合わせください。)
【お問い合わせ】
TEL: 022-728-6612