仙台平野を中心とする地域は、古代から国分寺などの国家的な施設が設置され、陸奥国の中で重要な役割を果たしてきました。
この展覧会では、寺社に伝えられた仏像や肖像彫刻などを通じて地域の歴史と伝統を見つめ直します。東日本大震災によって、地域の寺社も少なからず被害を受けました。しかし、歴史ある寺社や文化財の存在は、それ自体が様々な苦難を越えて復興を成し遂げてきた先人たちの足跡といえます。未来へ向かう復興の一助として、修復と復興をくり返して伝えられてきた文化財にふれる機会となることでしょう。
■期間: 2011(平成23)年11月1日(火)~12月11日(日)
■開館時間: 9:00~16:45(入館は16:15まで)
■休館日: 月曜日
■観覧料: 一 般 1,100円
高校・大学生 600円
小・中学生 400円
※常設展もご覧になれます。
※このほか、各種割引があります。詳しくは仙台市博物館ホームページ内の割引情報を
ご覧ください。
※前売情報
一般、高校・大学生のみ当日料金より各200円引。
10月30日(日)まで博物館受付で販売中(開館日のみ)。
【関連イベント】
記念講演会
「日本彫刻史の流れ―技法と表現―」
■講師: 水野 敬三郎(東京芸術大学名誉教授)
■日時: 2011(平成23)年11月26日(土)13:30~15:00
■会場: 博物館ホール(定員200名)
■参加費: 無料
■申込み方法:
聴講ご希望の方は、往復はがきに住所・氏名・電話番号・ご希望の講演会名を明記し、
〒980-0862 仙台市青葉区川内26番地 仙台市博物館「仏のかたち」展講演会係まで
お送りください。11月11日(金)消印有効。
1つのイベントにつき、1名様1枚のはがきでお申し込みください。
応募多数の場合は抽選となります。
しろ・まち講座「仏のかたち 人のすがた―地域の中の文化財―」
申込み不要。当日会場へ直接お越しください。
■講師: 酒井 昌一郎(仙台市博物館学芸員)
■日時: 2011(平成23)年11月12日(土)13:30~15:00
■会場: 博物館ホール(定員200名)
■参加費: 無料
【お問い合わせ】 仙台市博物館 TEL:022-225-3074