近代絵画の巨匠フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。これまであまり知られてこなかったパリ時代の作品を中心とした展覧会を開催いたします。
暗い色調の絵を描いていたファン・ゴッホは、2年間のパリ時代で、大きく変貌しポスト印象派の画家としての自己を確立します。このファン・ゴッホのパリ時代を、アムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館では、さまざまな資料の解明や作品の科学的な分析を重ねて、2011年に「パリのファン・ゴッホ:新しい視点」展を開催しました。
今回の「ゴッホ展」はこの展覧会をもとにして、《グレーのフェルト帽の自画像》他パリ時代の自画像8点。新たに弟テオの肖像画と判明した作品1点など、日本初公開の作品36点を含む、52点の油彩(内、ファン・ゴッホの作品51点)によって、ファン・ゴッホの画風形成を多様な観点から解き明かす画期的な展覧会です。
■会期:2013(平成25)年5月26日(日)~7月15日(月・祝)
■会場:宮城県美術館
■開館時間:午前9時30分~午後5時(※発券は午後4時30分まで)
■休館日:月曜日(ただし7月15日は開館)
■観覧料: 一般1,500円(1,400円),学生1,300円(1,200円),小・中学生,高校生800円(700円)
( )内は20名以上の団体料金
■主催:宮城県美術館,河北新報社,仙台放送
■企画:ファン・ゴッホ美術館,財団ハタステフティング
■後援:オランダ王国大使館,オランダ総領事館,オランダ政府観光局,秋田テレビ,岩手めんこいテレビ,さくらんぼテレビジョン
■特別協賛:杜の都信用金庫
■協賛:DNP大日本印刷,サン・ベンディング東北
■前売券:一般1300円,学生1100円,小・中学生・高校生600円
5月25日(土)まで下記にて販売いたします。
宮城県美術館,藤崎,仙台三越,エスパル,
ローソンチケット(Lコード:21372),
チケットぴあ(Pコード:765-595),
イープラス http://eplus.jp/ ,
セブンチケット(セブンコード:021-765),
宮城・福島・山形のJR東日本みどりの窓口・びゅうプラザ(一部を除く),
日専連カウンターアエル店,河北新報販売店(4月1日から),みやぎ生協共同購入部
【関連イベント】
講演会「ファン・ゴッホとモダニズム」
■講師:有川幾夫(宮城県美術館館長)
■日時: 5月26日(日) 午後1時30分~
■会場:宮城県美術館 講堂
■料金:無料
■申込:不要
まちなか美術講座「ファン・ゴッホの魅力」
■講師:有川幾夫(宮城県美術館館長)
■日時: 6月 1日(土) 午後1時~
■会場:東北工業大学一番町ロビー4階ホール
■料金:無料
■申込:不要
展覧会解説「画家ファン・ゴッホ テクニックの形成」
■講師:大嶋貴明(宮城県美術館学芸員)
■日時:6月22日(土) 午後1時30分~
■会場:アートホール
■料金:無料
■申込:不要
展示解説
■講師:宮城県美術館学芸員
■日時:6月 8日(土) 午後1時30分~
7月 6日(土) 午後1時30分~
■会場:2階展示室入口に集合
■申込:不要 ※ただし特別展観覧券をお持ちください。
【お問い合わせ】 宮城県美術館 TEL:022-221-2111