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SMMA東日本大震災 ミュージアム被災と復旧レポート
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東日本大震災復興祈念 特別展「国宝 吉祥天女が舞い降りた!―奈良 薬師寺 未来への祈り―」
開催期間:2015年04月24日(金) 〜 2015年06月21日(日)
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奈良・薬師寺は、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈り、680年に建立を発願した由緒ある古寺です。天武天皇が崩御すると、その事業は持統天皇に引き継がれ、藤原京に創建されました。その後平城京へと移り、およそ1300年を経た現在まで数々の名宝が大切に伝えられています。また「古都奈良の文化財」として世界文化遺産にも登録されています。

東日本大震災からの復興を祈念して開催する本展では、麻布に描かれた独立画像として現存最古の彩色画<国宝 吉祥天女像(きちじょうてんにょぞう)>(奈良時代)や、優しい微笑をたたえた<国宝 聖観世音菩薩立像(しょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)>(飛鳥~奈良時代)など、世の中が安らかであることを願って古代仏教文化の粋を展示します。薬師寺に伝えられた貴重な文化財の数々をご覧いただくことで、みなさまの心の安らぎとなることを願っています。

なお、本展は巡回展ではなく、当館のみで特別に開催するものです。平成27年春はぜひ仙台市博物館にお越しいただき、多くのみなさまにご覧いただければ幸いです。

■会期:
2015(平成27)年4月24日(金)~6月21日(日)
■会場:
仙台市博物館
■開館時間:
午前9時~午後4時45分(入館は午後4時15分まで)
■会期中の休館日:
4月27日、5月4日を除く毎週月曜日、5月7日(木)
■特別展観覧料:
一般 1,300円(前売1,100円)、高校・大学生1,000円、小・中学生600円
※10名以上の団体は、当日料金より各100円引き

 

<前売券のお求め先>
発売期間:1月10日(土)~4月23日(木)
ローソンチケット(Lコード29542)、チケットぴあ(Pコード766-498)、藤崎、仙台三越、河北新報販売店、NHK文化センター仙台教室、仙台市博物館ミュージアムショップ(3月28日より発売開始)

■公式ホームページはこちら


▲チラシ

【関連イベント】

記念講演会 <事前申込制・聴講無料>
(1)「薬師寺の信仰と歴史」
■日時:
4月24日(金)午後1時30分~3時
■会場:
仙台市博物館ホール(定員200名)
■講師:
山田法胤氏(法相宗大本山薬師寺管主)

(2)「薬師寺の仏像 展示作品を中心に」
■日時:
5月9日(土)午後1時30分~3時
■会場:
仙台市博物館ホール(定員200名)
■講師:
鈴木喜博氏(奈良国立博物館名誉館員)

(3)「薬師寺の誕生を東アジアから考える」
■日時:
5月30日(土)午後1時30分~3時
■会場:
仙台市博物館ホール(定員200名)
■講師:
佐川正敏氏(東北学院大学文学部教授)

 

■記念講演会の申込方法:
聴講をご希望の方は、1名様につき1枚の往復はがきに、ご希望のイベント番号とタイトル((1)「薬師寺の信仰と歴史」・(2)「薬師寺の仏像 展示作品を中心に」・(3)「薬師寺の誕生を東アジアから考える」)・住所・氏名・電話番号を明記し、下記までお申込みください。

〒980-0862
仙台市青葉区川内26番地 仙台市博物館「吉祥天女」係
※1名様につき1枚の往復はがきでお申込みください。
※締切:(1)4月9日/(2)4月24日/(3)5月15日 の消印有効。応募多数の場合は抽選

 

しろ・まち講座 <申込不要・無料>
「展覧会のみどころ紹介」
■日時:
5月16日(土)午後1時30分~3時
■会場:
仙台市博物館ホール(定員200名)
■講師:
仙台市博物館学芸員

 

◇会期中は毎日、薬師寺僧侶によるガイダンスを実施!(申込不要、ただし当日チケット半券が必要)
◇このほか、展覧会開催を記念して、多くのイベントを予定しています。詳しくは決まり次第、仙台市博物館ホームページ特別展公式ホームページでお知らせします

【お申し込み・お問い合わせ】
仙台市博物館
〒980-0862 仙台市青葉区川内26番地
TEL: 022-225-3074 FAX:022-225-2558

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レポート
特別展「国宝吉祥天女が舞い降りた!−奈良薬師寺未来への祈り−」レポート

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五色沼も緑に輝く今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。SMMA事務局吉田です。
GW2日目は新緑鮮やかな仙台市博物館にて開催されております、
東日本大震災復興祈念特別展「国宝吉祥天女が舞い降りた!−奈良薬師寺未来への祈り−」に行ってまいりました。
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さて特別展の公式サイトをごらんになっている方はすでにご存知かと思いますが、
今回の特別展ガイダンスはいつもとひと味違うものになっています。
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なんと薬師寺の僧侶の方によるガイダンスです。
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ちなみにこの日(5月2日)のガイダンス担当は生駒基達執事でした。お坊さまということで格調高いお話になるか、と思いきや軽快な話しぶりで聴衆を引き込み、大事なところはしっかりおさえ、ちゃっかり図録の宣伝も欠かさないその語り口。さすがの一言です。

ガイダンスのなかで印象に残ったのは、薬師寺はお葬式をしないお寺である、というお話でした。
薬師寺にはお墓もなければ檀家もいない、では薬師寺は誰のための寺なのか、という問いに対し、生駒執事はこう答えてくださいました。
薬師寺が祈っているのは国民の幸せである。
幸せとはご飯が食べられることである。
だから薬師寺では雨と風を司る龍神さまに、五穀豊穣をお祈りしているのだと。

特別展が俄然楽しくなるガイダンスでした。
なおガイダンスを担当される僧侶の方は時期ごとに変わりますので、公式サイトにてご確認のうえご来館ください。
会場内のショップで図録を購入すると、緑色(生駒執事曰く「ずんだ色」)の中紙に僧侶の方が一筆したためてくださるそうです。
生駒執事曰く「会期中に(僧侶)10人分くらい集めていただければ」
とのことなので皆さんの挑戦をお待ちしております。

 

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会場に向かう階段に掲げられたタペストリー。
ちなみにここに使われている写真は「昼」の薬師寺なのですが、観覧券やチラシに使われているのは「夜」の薬師寺の写真だそうです。
会場に入る前にお手元の観覧券と見比べてみてください。

 

会場内は撮影禁止なので、これ以降の様子を視覚的にお伝えすることはできないのですが、
観終わった感想としては、打ち震えた、というばかりです。
会場内には「吉祥天女像」や薬師寺ゆかりの仏像が十数点公開されていましたが、ひとつひとつの仏の表情や姿にただただ見入るばかりでした。
凝らされた技巧に目をみはるのはもちろん、仏像から光のようににじみ出る形容しがたい静けさに打たれるからだと思います。

それにしても、1300年も前の人々が畏敬と祈りをもって見上げていたにちがいない御姿を、1300年も後の時代の私たちが同じ気持ちで見上げていることにはとても不思議な気持ちがします。

 

東日本大震災復興祈念特別展「国宝吉祥天女が舞い降りた!−奈良薬師寺未来への祈り−」は、来月6月21日(日)まで開催しています。

 

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