仙台市博物館では、季節ごとに大幅な展示替えを行い、随時約1,000点の資料を展示しています。
2014年秋の展示では、伊達稙宗と伊達政宗を中心とした奥羽の戦国時代に関する資料を展示するほか、重要文化財 塵芥集(村田本)を展示します。
また、10月21日からは、国宝 ローマ市公民権証書(ユネスコ記憶遺産)や、重要文化財 銀伊予礼白糸威胴丸具足(豊臣秀吉所用)を期間限定で展示しますので、そちらもお見逃しなく!
このほかにもさまざまな展示がありますので、ぜひご覧ください。
■会期:
2014(平成26)年9月2日(火)~11月30日(日)
■会場:
仙台市博物館
■開館時間:
午前9時~午後4時45分(入館は午後4時15分まで)
■休館日:
月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)
祝日・振替休日の翌日(10月14日(火)、土・日曜日、祝日の場合は開館)
■常設展観覧料:
一般・大学生400円 / 高校生200円 / 小・中学生100円
※30名以上の団体の場合、各2割引き。
むかしの仙台
◇神仏への祈りコーナー「中尊寺の美術」(11/11~)
国宝・金字宝塔曼荼羅図(第八幀)や中尊寺経、礼盤(らいばん)(すべて大長寿院蔵)を展示
伊達政宗、仙台へ
◇伊達氏の登場コーナー「奥羽の戦国大名」
伊達稙宗と伊達政宗を中心とした奥羽の戦国時代に関する資料を展示。
重要文化財 塵芥集を展示するほか、10月21日からは重要文化財 銀伊予札白糸威胴丸具足(豊臣秀吉所用)を展示します。
城
◇藩主と夫人たちコーナー「仙台藩の奥方」
仙台藩主の正室や側室に関する資料を展示
藩
◇仙台藩のようすコーナー
「仙台藩の境界」(~9/21)
仙台藩の境界警備や境争いに関する資料を展示
「仙台藩の武器・武具」(9/23~11/16) ※9/21までは特集展示室に展示
伊達政宗に仕えた鈴木元信所用と伝える五枚胴を展示
「災害に生きた人々」(11/18~)
地震や風水害など仙台藩が経験した災害について江戸時代の記録を中心に展示
町
◇城下町仙台コーナー「仙台城下の町方 肴町(さかなまち)」
仙台城下の御譜代町のひとつ、肴町について紹介
◇新たな時代へコーナー「幕末人物伝 大槻習斉」
大槻平泉の子で養賢堂学頭を勤めた習斉について紹介
近代都市への歩み
◇戊辰戦争と明治維新コーナー「幕末・明治を生きた人々」
幕末・明治維新期に活躍した土方歳三らの書状や書などを展示
◇近代都市仙台コーナー「杜の都のルーツを探る」
仙台が「杜の都」と呼ばれるにいたった経緯を、書物・絵画・写真などの資料から紹介
◇幕末・明治の錦絵60(9/9~) ※11/11からはコレクションⅠに展示
特別展「樹木礼賛」にちなみ、樹木が描かれた作品などを展示
屏風絵(9/9~21)
博物館で収蔵している屏風絵の中から、「大織冠図屏風」、狩野安信筆「秋草に鹿図屏風」などを紹介します。
慶長遣欧使節(9/9~) ※9/7までは特集展示室に展示
伊達政宗がスペイン、ローマに派遣した慶長遣欧使節について、大使支倉常長が日本に持ち帰った資料(国宝「慶長遣欧使節関係資料」)などを展示。
10月21日からは国宝 ローマ市公民権証書(ユネスコ記憶遺産)を期間限定で展示します。
※国宝 支倉常長像(ユネスコ記憶遺産)と国宝 十字架像は、東京国立博物館「日本国宝展」(10/15~12/7)へ出品予定のため、9/28までの展示となります。9/30~11/30の期間は、国宝 支倉常長像の精巧なレプリカを展示します。
※展示期間・内容等は変更になる場合があります。
※特別展開催中、特集展示室とコレクション展示室Ⅱは特別展会場となります。コレクション展示室Ⅰは閉室します。
【お問い合わせ】仙台市博物館 TEL: 022-225-3074