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SMMA東日本大震災 ミュージアム被災と復旧レポート
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巡回展「型絵染人間国宝 芹沢銈介展 布に寄りそえば、色と文様がうたいだす。」
開催期間:2012年08月04日(土) 〜 2012年10月08日(月)
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巡回展「型絵染人間国宝 芹沢銈介展 布に寄りそえば、色と文様がうたいだす。」を開催します。

静岡市立芹沢銈介美術館と柏市教育委員会(柏市郷土資料展示室)からの「被災地を支援しよう」という声掛けにより実現した展覧会で、2館所蔵の芹沢銈介作品約110点を一堂に展示します。この展覧会は今年4月に北海道立旭川美術館、北海道立函館美術館において展示が行われ、当館展覧会終了後、静岡市立芹沢銈介美術館に巡回します。また会期中の8月はうちわ、9~10月にはブックカバー作るワークショップを開催します。

  ■会期:2012(平成24)年8月4日(土)~10月8日(月・祝)
  ■会場:東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
  ■開館時間:午前10時~午後4時30分(※入館は午後4時まで)
  ■休館日:8月10~12・29~31日(※会期中は日・月曜日も開館します。)
  ■観覧料: 一般300円(200円)、大学生200円(100円)、高校生以下無料
       ※( )は20名以上の団体料金
       ※障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料です。
       ※東北文化の日(10/27.28)は入館料無料となります。

「襞文着物」 紬地型絵染 1960年 柏市所蔵

▲「襞文着物」 紬地型絵染 1960年 柏市所蔵

【関連イベント】
 講演会「芹沢銈介の魅力」

  ■日時:9月22日(土)13時~
  ■講師:白鳥誠一郎氏(静岡市立芹沢銈介美術館主査〔学芸員〕)
  ■受付:8/4~電話にて予約受付(定員50名)、ただし、当日の入館料がかかります。
  ■会場:東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館(5階ロビー)
 
 ギャラリートーク
  ■開催日:8月18日、9月8日
  ■時間:各11時~ 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館学芸員担当
  ■受付:入館券をお求めのうえ展示室にお集まり下さい。
  ■会場:東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館

 ワークショップ「うちわを作ろう」
  ■開催日:会期中8月の火・土・日曜日(休館日を除く)
  ■材料費:300円
  ■受付:午前11時~午後3時(所要時間30~60分)
  ■会場:東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館(ミュージアムショップ内)

 ワークショップ「和紙製ブックカバーを染めよう」
  ■開催日:会期中9~10月の火・土・日曜日
  ■材料費:300円
  ■受付:午前11時~午後3時(所要時間30~60分)
  ■会場:東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館(ミュージアムショップ内)

【お問い合わせ】 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館 TEL:022-717-3318

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レポート
うちわづくりに挑戦!

東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館では、巡回展「型絵染人間国宝 芹沢銈介展 布に寄りそえば、色と文様がうたいだす。」に合わせ、合羽刷り(ステンシル)を体験できるワークショップが開催されています。芹沢銈介さんのように作品をつくりたい!という野望を抱えつつ、事務局2人で取材してきました。

体験できる内容は、うちわづくり(8月)、ブックカバーづくり(9~10月)です。
今回は、うちわづくりに挑戦しました。参加費は、1人300円です。
うちわ骨に和紙を貼った状態のものが用意されています。

初めに、数種類の文様の中から好きなものを選びます。どれも素敵なので迷ってしまいます。
型紙と絵具を前に、しばし作品のイメージを膨らませます。これは意外と悩みます。

そして、いよいよ染めに入ります。
うちわに型紙を重ね、摺り込むように小刷毛で染めていきます。
当初の作品イメージは何処へやら、気の向くままに楽しく染めてしまいました。

少し高度なグラデーションにも挑戦し、ようやく染め終えたところです。
 

型紙を取り外してから、うちわの縁の部分を仕上げて完成!!制作時間は約60分でした。
さっそく扇ぎながら、あの色も入れたらどうだったかな、などと思い返してみたりして。
(左:伊藤作品「貝殻」、右:石川作品「トンボ」)

それにしても、うちわの高級感、ただものではないです。
学芸員の奈良さんに伺ったところ、「香川県の丸亀で作られている竹製のうちわ骨と、富山県の八尾和紙を使っています。型紙は、芹沢銈介のお弟子さんに制作していただいております。」とのこと。
芹沢銈介美術工芸館の「ものづくりに対する熱い想い」が感じられます。
ちなみに、うちわづくりは毎年夏に開催しているそうです。来年の夏も楽しみです。

その後、うちわを片手に、巡回展「型絵染人間国宝 芹沢銈介展」を観覧しました。
着物やのれん、うちわなど数々の作品が展示されていて、草花、生き物、風景や文字などのユニークな文様と色彩に、クスッと笑ったり、感嘆してため息が漏れたりします。
たけのこや鯛までも美しい文様にしてしまう発想と技術。
館内に常設されている映像コーナーでは、芹沢銈介さんの作品制作の過程が映像で紹介されており、見入ってしまいます。

巡回展会期中の9~10月には、ワークショップ「和紙製ブックカバーを染めよう」が開催されます。
うちわづくりと同じように、型紙を使って和紙を染める体験ができます。
この機会に、みなさんもものづくりの楽しさに触れてみてはいかがでしょうか。

◇巡回展「型絵染人間国宝 芹沢銈介展」の詳細は、こちらをご覧ください。
◇ワークショップ「和紙製ブックカバーを染めよう」の詳細は、こちらをご覧ください。

仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局 石川歩

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