6月6日(水)には、金環日食よりも珍しい天体現象「金星の太陽面通過」が見られます。
仙台市天文台では、金星の太陽面通過観察会とライブ中継を行いますので、ぜひご参加ください。
金星の太陽面通過は、太陽と金星、地球がほぼ一直線になり、金星が黒い点になって太陽を通過する現象です。この現象は、近年では8年、121.5年、8年、105.5年という周期でしか見られず、前回は2004年だったので、今回見逃すと次に見られるのは2117年です。
仙台では、午前7時10分に「食」が始まります。黒い点となった金星は、時間とともにゆるやかな角度で移動し、午後1時47分には食の終わりを迎えます。今回は金星が太陽を通過する様子を、初めから終わりまでしっかり見ることができるのです。
特別観察会「金星の太陽面通過をみよう」(晴天時に実施)
■日時:平成24(2012)年6月6日(水)午前9時~午後2時
■会場:仙台市天文台
【お問い合わせ】 仙台市天文台 TEL:022-391-1300