見験楽学 さまざまな発見や体験を通じ、楽しく学ぶ。仙台・宮城のミュージアム情報サイトです。

SMMA東日本大震災 ミュージアム被災と復旧レポート
仙台・宮城ミュージアムアライアンス事務局
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
(せんだいメディアテーク内)
電話:022-713-4483
ファックス:022-713-4482
電子メール:office@smt.city.sendai.jp
jomon
jomon
ミニ企画展 「縄文人の食べ物―名取川ぞいの縄文ムラと秋の食べ物」

 近年、仙台市太白区にある仙台最大級の縄文時代集落跡である上野遺跡(うわのいせき)が発掘され、注目を集めました。今年3月に報告書(仙台市教教育委員会)が刊行されてその詳細が判明したことから、このたびその代表的な出土遺物や、名取川流域で入手されたと考えられる縄文人の秋の食べ物を展示いたします。

 展示のみどころは、第一はみごとな装飾の大きな縄文土器の数々です。縄文中期中葉の土器は、大型で装飾が豊かな突起や把手(とって)を持つものが多く、渦巻や幾何学文様が描かれているものがあります。

  

【縄文土器にみられる顔面突起】

【ヒスイのペンダント】

   
 みどころの第二は、穴の中に大切に収められていた権威のシンボルと考えられる長さ5cmのヒスイ製ペンダントです。これは硬玉製大珠(たいしゅ)とも言い、新潟県糸魚川流域姫川付近が原産地であった可能性が高いもので、上野遺跡の縄文人が遠隔地となんらかの形で交流または交易をしていたことを示す貴重な資料です。

 みどころの第三は、出土例が極めて少ない皮袋形土器や土笛形土製品、縄文人の片鱗をしのばせる土偶などです。皮袋形土器は水などを入れる革製の袋かカゴを模したと考えられる土製品で、出土例は全国的にみても極めて少ないもので、上野遺跡からは6点も出土していることは特筆されます。
   

【皮袋形土器】

 また、秋は縄文人にとって食料確保の季節であり、上野遺跡からオニグルミ、クリ、サケの骨など、縄文人にとっての重要な秋の食べ物が出土しています。最新の発掘情報や、縄文の森広場や「縄文畑」で収穫された縄文時代の秋の食べ物であるクリ・アワ・キビなどを展示します。
 縄文人の土器や食生活などを知る機会ですので、ぜひおいでください。

◆開催期間:2010(平成22)年10月15日(金)~12月19日(日)

◆場   所:仙台市縄文の森広場 展示室企画展コーナー

◆開館時間:9:00~16:45(入館は16:15まで) ※体験活動の受付は15:00までです。

◆休 館 日:月曜日(休日にあたる場合は除く)・休日の翌日(土曜日・日曜日にあたる場合を除く)・第4木曜日 

◆入 館 料:一般200(160)円 高校生150(120)円 小・中学生100(80)円
        ※( )内は30名以上の団体料金です。引率の方は30名に1人の割合で無料です。
        ※仙台市富沢遺跡保存館(地底の森ミュージアム)とのお得な共通入場券もあります。詳しくはこちらをご覧ください。

【問い合わせ】仙台市縄文の森広場 電話 022-307-5665

▲展示されている土偶など

▲上野遺跡出土の縄文土器などを展示

LINEで送る
Pocket