日本とポルトガルは、鉄砲伝来から南蛮貿易、ポルトガル語をルーツとするパンやタバコなどいまも身近な言葉が残るほどに関わりの深い国です。
せんだいメディアテークでは、2005年に今や世界を代表する映画作家ペドロ・コスタ監督の特集をおこないましたが、ポルトガル映画を見る機会はいまだ決して多くはありません。
今回、両国が修好通商条約によって近代的な外交関係を樹立してから150年を記念して、100歳をこえるいまも映画を作り続けるマノエル・ド・オリヴェイラ監督や日本では見られる機会が少ないジョアン・セーザル・モンテイロ監督、そしてペドロ・コスタ以降のポルトガルの若い作家の作品をご紹介します。
◆期間:2011(平成23)年2月5日(土)~8日(火)
◆会場:せんだいメディアテーク7階スタジオシアター
◆料金:一般 1,000円
※学生証・豊齢手帳・障害者手帳等お持ちの方は500円。
※中学生以下無料。
※3プログラム回数券2,000円あり。
(前売はせんだいメディアテーク1階ナディッフビスにて。会期中は7階スタジオシアター受付にて販売します)
◆各回入替制。開場は30分前を予定。
※やむをえず内容の変更、入場の制限をさせていただく場合がございますのでご了承ください。
▲『トラス・オス・モンテス』
▲『神の結婚』
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【上映プログラム】
◆2月5日(土)
11:00 アニキ・ボボ
監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ/1942年/71分
13:30 過去と現在 昔の恋、今の恋
監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ/1972年/115分
16:00 私たちの好きな八月 ※日本初公開
監督:ミゲル・ゴメス/2008年/149分
◆2月6日(日)
11:00 ラスト・ダイビング
監督・脚本:ジョアン・セーザル・モンテイロ/1992年/88分
13:30 トラス・オス・モンテス ※日本初公開
監督・脚本:アントニオ・レイス、マルガリーダ・コルデイロ/1976年/111分
16:00 トランス ※日本初公開
監督:テレーザ・ヴィラヴェルデ/2006年/126分
◆2月7日(月)
11:00 春の劇 ※日本初公開
監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ/1963年/91分
13:30 神曲
監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ/1991年/141分
19:00 黄色い家の記憶 ※日本初公開
監督:ジョアン・セーザル・モンテイロ/1989年/122分
◆2月8日(火)
11:00 カニバイシュ
監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ/1988年/91分
13:30 神の結婚
監督・脚本:ジョアン・セーザル・モンテイロ/1999年/142分
19:00 骨
監督:ペドロ・コスタ/1997年/94分
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※ 託児サービスについて
事前申し込みが必要です。今回の申し込みは1月25日(火)に締め切りました。
【問い合わせ】
せんだいメディアテーク 022-713-4483