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せんだいメディアテーク開館10周年事業 ことばをこえてー映像の力 【第一部】ことばを紡ぐ身体
開催期間:2010年10月23日(土) 〜 2010年10月26日(火)

映像の世紀と唱われた20世紀を経て、なおいっそうその波にさらされている今日。せんだいメディアテーク開館10周年を機に、これまでさまざまな上映やパフォーマンスをおこなってきたスタジオシアターで、映像による表現と受容のこれからを探るシリーズ「ことばをこえて―映像の力」をお送りいたします。
今回は、一人ひとりの人間が“物語る”姿をとらえた作品たちによって、私たちが受けとめているはずの言葉と、その人の姿から立ち上がってくる言葉にならない何か、そしてその向こうにある世界を見つめ直します。
この上映会は10・11・12月の各月ごとにテーマを変えて開催される予定です。今回はその第1部をご紹介いたします。

会 期:2010(平成22)年10月23日(土)~26日(火)
会 場:せんだいメディアテーク7階スタジオシアター
入場料:1プログラム500円
     ※各プログラムとも開場時に受付にて発売。開場は上映の30分前を予定。各回入替制。

【上映作品】
◆『島の色 静かな声』(監督:茂木綾子/2008年/75分)
沖縄の西表島でアトリエ「紅露工房」を営む染織作家の石垣昭子と、そのパートナーで三線奏者の石垣金星。ゆっくりと流れる島の時間の中、自然から生まれ自然へと還る人の暮らしと、素朴でたくましくどこかユーモラスな夫婦の語りと唄を、自身も夫婦である茂木綾子とヴェルナー・ベンツェルが映像で紡いでいく。

上映日:10月23日(土)11:00/25日(月)19:00

[トーク]
10月23日(土)11:00『島の色 静かな声』上映後
ゲスト:茂木綾子(『島の色 静かな声』監督)

◆『鳳鳴(フォンミン)―中国の記憶』(監督・脚本・撮影:王兵/2007年/183分)
ソファに腰掛ける一人の老女が淡々と語り続ける物語。和鳳鳴(ホー・フォンミン)は新聞記者として働き、同じく記者である男性と結婚するが、夫の記事が原因で反革命分子と見なされ、強制収容所へ送られてしまう。夫や子ども、そして彼女自身の人生が、1950年代以降の中国の激動の歴史と重なって、ひとつの壮大な時代を浮かび上がらせる。監督は9時間の大作『鉄西区』(2003年)を撮った王兵(ワン・ビン)。

上映日:10月23日(土)15:00/25日(月)11:00

◆『ウィンター・ソルジャー―ベトナム帰還兵の告白』
 (製作:ウィンターフィルム 戦争に反対するベトナム帰還兵の会/1972年/95分)
1960年、ベトナムの独立と統一をめぐり始まり、アメリカの介入により泥沼と化したベトナム戦争。マスコミがリアルタイムに戦場の様子を伝えたものとしても知られるが、ベトナム戦争帰還兵たちによる「ウィンター・ソルジャー公聴会」の様子を記録した本作は、その生々しい告白の衝撃のためか長らく黙殺されてきた。2005年にアメリカで再公開されたときには、イラク戦争版公聴会のきっかけともなった。

上映日:10月23日(土)19:00/25日(火)15:00

◆『包囲―デモクラシーとネオリベラリズムの罠』(監督:リシャール・ブルイエット/2008年/160分)
アメリカを中心に世界の政治経済を支配しつつある新自由主義(ネオリベラリズム)。小さな政府と自由競争を唱う思想あるいはシステムが、はたして本当に民主的で自由なものなのか、アメリカ、カナダ、フランスの13人にわたる論者へのインタビューのみで批判的に考察する本作は、リーマン・ショック以降の世界についてのニュース解説を見るのとも政治経済の本を読むのとも異なる体験をもたらす。

上映日:10月24日(日)11:00/26日(火)15:00

◆『The Anchorage―投錨地』
 (監督・編集・制作:カーティス・ウィンター、アンダース・エドストローム/2009年/87分)
スウェーデンはストックホルムの小さな島に住むウラ(共同監督・撮影であるアンダースの母)の3日間の物語。劇中ほとんど言葉はなく、歩く、泳ぐ、あるいは、ただ佇むだけの彼女の姿をとらえた映像と、水辺のほとりの木々や波だけでなく、さまざまな生活音を緻密にとらえた音響が、単に美しい自然の描写を越え、たしかに映画でしか語り得ない物語のあり方を示す。

上映日:10月24日(日)15:00/26日(火)19:00

◆『死なない子供、荒川修作』(監督:山岡信貴/2010年/80分)
2010年5月に亡くなったコーデノロジスト(哲学・芸術・科学を統合実践する者)荒川修作。代表作「意味のメカニズム」や、起伏の多さなどから怪我人も少なくないテーマパーク「養老天命反転地」に続きつくった住宅「三鷹天命反転住宅」。「この家で人は死なない」と力強く言う、生前の荒川秀作を映像で見ることができる。監督は自身も住人である山岡信貴。音楽は先鋭的な電子音響を手がけるATAK主宰の渋谷慶一郎。

上映日:10月24日(日)19:00/26日(火)11:00

[バリアフリー・サービスについて]
 音声解説・日本語字幕つき上映、託児サービスあり。
 詳しくはせんだいメディアテークのホームページをご覧ください。

【問い合わせ】
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
住所:〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
電話:022-713-4483
FAX:022-713-4482
E-mail:office@smt.city.sendai.jp

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