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コラム
学芸員のひと休み3 石川歩さん(スリーエム仙台市科学館 社会教育指導員)

学芸員が思いのままにつづる、ミュージアムのこと、日々の仕事のこと。
展示に直接携わる学芸員の言葉の中から、ミュージアムをもっと楽しむヒントを見つけてください。
第3回はスリーエム仙台市科学館の社会教育指導員、石川歩さんです。

普段は、ボランティアスタッフと一緒に、体験コーナーで科学工作や実験を行っています。お客様の科学に触れた瞬間の驚きの表情を見ることができた時、達成感や嬉しさを感じます。とはいえ、遠足等で来館する大勢の子どもたちと夢中になって接していると、汗だくになって声が枯れてしまうこともしばしば。そんな時は、屋外の自然観察デッキへ。デッキから隣接の台原森林公園を眺望し、空の色、森の香り、虫の声、季節の風を体感しながら呼吸を整えます。でも、逆に森(鳥の声)に誘われてしまうこともあり、翌朝は早起きして科学館周辺を散歩します。
ある朝、館長室の前の木にアオゲラ(キツツキの仲間)がやってきて、幹をコンコンと叩いていました。窓の中の館長はまだこのアオゲラの存在に気づいていないだろう、そして、アオゲラは私の視線に気づかず食事を続けている・・・、自分だけの観察の時間を満喫しました。
研究室では、「駐車場にハクセキレイの巣を見つけたよ」、「昆虫を探していたらコジュケイの親子に遭遇したよ」、「見慣れない白い鳥がたくさん飛んで来たよ」など、科学館周辺の鳥情報が飛び交うことがあります。身近な自然の情報を整理して、いつかお客様に紹介し、発見の喜びを共有できたらと思っています。


▲今日はどんな発見があるかな?

(文:石川歩)

※このコラムは2017年11月発行の「旬の見験楽学便」に掲載されたものです。
※スリーエム仙台市科学館についての情報はこちら

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