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コラム
学芸員のひと休み1 釜谷大輔さん(仙台市八木山動物公園 獣医師)

学芸員が思いのままつづる、ミュージアムのこと、日々の仕事のこと。

展示に直接携わる学芸員の言葉の中から、ミュージアムをもっと楽しむヒントを見つけてください。

第1回は仙台市八木山動物公園の獣医師、釜谷大輔さんです。

動物園の仕事のイメージは?やはり、飼育員だったら動物のお世話(掃除やエサ作り)、獣医さんだったら動物の治療を思い浮かべますよね。もちろんこれらのお仕事は行っていますが他にもありますよ。実は動物園がおこなう役割にんは、大きく4つ「レクリエーション」、「種の保存」、「環境教育」、「調査研究」があります。例えば「レクリエーション」では、園内のイベント、動物とのふれあいやエサやりイベントを通して来園者の方々に動物のお話をします。「環境教育」では、園内動物の生態を知ってもらい、実際に生息する場所ではどのように暮らしているのだろうか?数は減っているのか?そこの環境はどうなっているのだろうか?考えてもらうきっかけづくりをしています。「種の保存」、「調査研究」では、動物園内の動物がいなくならないように繁殖させて、子どもを作り、維持していくための活動をしています。野生では、たくさんの数がいる中で行われますが、動物園ではオス、メス1ペアです。相性がよければいいのですがなかなかうまくいきません。そのため、大学や国内、海外の動物園と連携しています。でもやっぱり一番大事なことは動物の観察、動物の気持ちを考えて仕事をすることです。私は獣医として10年以上動物園に勤務しておりますが、治療という業務以上にもたくさんの仕事をしています。どんなに疲れても元気な動物たちの姿を見ることができる素晴らしい職場です。たくさんの魅力をこれからも伝えていきます。

▲元気な動物に癒やされます!

(文:釜谷大輔)

 

※このコラムは2017年3月発行の「旬の見験楽学便」に掲載されたものです。

※セルコホーム ズーパラダイス八木山(仙台市八木山動物公園)についてはこちら

 

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